全国水平同盟大会へ 安倍打倒・狭山闘争勝利を

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週刊『前進』02頁(3147号02面03)(2020/07/09)


全国水平同盟大会へ
 安倍打倒・狭山闘争勝利を


 部落の更地化・共同体破壊と闘い、石川一雄さんの再審無罪を勝ちとる狭山闘争の先頭に立つ全国水平同盟が7月19日、第9回大会を大阪・高槻市で開催する。全国から結集しよう。案内状です。(編集局)
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全国水平同盟第9回大会のご案内
 7月19日(日)、全国水平同盟は第9回大会を開催します。大会への参加を訴えます。
 全世界で、黒人労働者虐殺への怒り、新自由主義が生み出したコロナ禍への怒りが、新自由主義を打倒し世の中を変えようという革命のうねりとして広がっています。
 日本でも、「黒川や安倍を監獄へ!」の労働者の決起が、これまでの次元を超える闘いとしてまき起こっています。追い詰められた安倍はますます腐敗を深めながら「敵基地攻撃能力」を叫び、戦争と改憲に前のめりに突き進んでいます。いよいよ安倍を打倒するチャンスの到来です。関西生コン支部・武建一委員長の奪還をはじめ、国鉄で、医療現場で、怒りの決起がまき起こっています。国鉄―関生決戦を軸に階級的労働運動の先頭で闘おう。
 私たち全国水平同盟は、全世界で巻き起こる差別・分断に対する闘いと一体の闘いとして、狭山闘争に渾身(こんしん)の連続決起を勝ちとりました。今年に入って、6月24日の東京高裁・後藤眞理子裁判長の退官を前にして、既成解放運動の無為無策・無方針の中で、部落解放共闘会議と全国の労組交流センターの仲間と共に、東京高裁に対して「下山鑑定で直ちに再審を行え!」と迫りました。3月には全国闘争として東京高裁包囲デモを打ち抜き、4回の東京高裁要請行動、2回の包囲デモ、6月18日の緊急狭山東京高裁行動は三者協議を直撃し、後藤裁判長を追い詰めました。
 後藤裁判長に代わって新しく着任した大野勝則裁判長は、経歴から最高裁が狭山再審棄却のために送り込んできた裁判官です。三者協議を直撃した6・18闘争は、あらためて狭山闘争の勝利に責任をとれるのは我々しかいないことをはっきり示しました。7月19日の全国水平同盟第9回大会の成功を勝ちとり、改憲阻止!安倍打倒の闘いとして狭山闘争を闘い、下山鑑定の事実調べ、第三次再審闘争勝利をきりひらこう。
 いまコロナ禍で全国で起こっている解雇・生活破壊は、部落に激しくおそいかかっています。雇用を守り、生活を守り、健康を守るために、相談会や交流会を開き、職場・地域に労働組合をつくって闘います。現業民営化反対、自治体労働者との団結を勝ちとって闘います。
 全国の部落では、同時に更地化・共同体破壊=団結破壊が進められています。大阪の西郡における8家族への不当きわまりない架空家賃の請求や高槻・植木団地への不当な賠償金請求、西郡の桂中学校廃校攻撃との闘いはその最先端の闘いです。全国の力を結集し闘おう。
 情勢が求める飛躍に全国水平同盟は全力で応え、全国の労働者人民と共に、プロレタリア革命の勝利めざして闘います。
 第9回大会への参加を訴えます。参加できないときはぜひメッセージをお願いします。
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全国水平同盟第9回大会
7月19日(日)午後2時〜高槻現代劇場305号室(大阪府高槻市野見町2―33)阪急京都線・高槻市駅から徒歩5分、JR京都線・高槻駅から徒歩12分
連絡先 全国水平同盟(大阪府八尾市高砂町3―85―6 TEL/FAX072―991―7729

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