香港医療労働者の闘い 当局のPCR検査強行に抗議

週刊『前進』04頁(3164号04面03)(2020/10/05)


香港医療労働者の闘い
 当局のPCR検査強行に抗議

(写真 記者会見で検査のボイコットを訴える医管局員工陣線の労働者たち【8月30日 香港】)

 現在、中国当局だけでなく香港においても「健康コード」導入に向けた動きが進められている。中国政府と香港政府は9月1日から14日まで、全香港住民を対象にしたPCR検査を行った。これは、中国政府が新型コロナを口実として香港住民全員のDNAデータを採取し、生体情報を得るためと見られている。「健康コード」が導入されれば、全住民の健康情報や生体情報をスマートフォンのコードに記録させることで、当局がこれらを管理・閲覧できるようになるのだ。
 2月に医療労働者ストに立ち上がった医管局員工陣線は「今からでも遅くない、 検査のボイコットを!」と呼びかけて闘った。そして、中国政府が派遣する検査員の資格が不明確であること、また中国のPCR検査は数人の検体を混合して検査することから医学的にも正確さを欠くとし、逆に感染が拡大する恐れがあると批判。「政治を専門家の意見の上に置く態度は、とりわけ公衆衛生領域では許されない」と激しく弾劾し、検査ボイコットは闘う香港労働者民衆の共通スローガンとなった。
 こうした闘いの結果、500万人を目標とした検査に応じたのは180万人だけで、中国・香港政府のもくろみは大破産した。医療労働者の闘いは、中国・香港政府を確実に追い込んだのだ。
 香港の労働者民衆の闘いは必ずや、スターリン主義の直接支配下にある中国大陸の労働者民衆を勇気づけ、習近平政権の足下からの反乱を生み出す力となる。香港―中国労働者民衆との連帯を強めて闘おう。
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