2021年日誌 7月20日〜26日 米軍がソマリア空爆/「黒い雨」訴訟で国が上告断念

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週刊『前進』04頁(3205号04面01)(2021/08/02)


2021年日誌 7月20日〜26日
 米軍がソマリア空爆/「黒い雨」訴訟で国が上告断念


□英海軍空母の打撃群が9月に日本に寄港することが発表された。英国防相はインド太平洋地域に、年末に向け2隻の哨戒艦を「恒久的に展開」させ、数年後には「沿岸即応部隊」を展開させる方針も明らかにした(20日)
□米国防総省は、アフリカ東部のソマリアで、アルカイダ系組織シャバブに対して空爆を実施したと発表した(20日)
□経産省が新たなエネルギー基本計画の素案を公表。30年度の電源構成の目標として、再生可能エネルギーの比率を36〜38%に引き上げ、原発の比率は20〜22%を維持(21日)
□菅首相は米紙のインタビューで、周囲から五輪中止が最善の判断だと何度も助言されたことを明らかにした上で、「やめることは一番簡単なこと、楽なことだ」「挑戦するのが政府の役割だ」と語った(21日)
□五輪開閉会式のディレクターを務める劇作家の小林賢太郎が、ナチスのホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を揶揄(やゆ)する表現を過去に用いていたとして解任された(22日)
□ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会は、長崎県の端島炭鉱(軍艦島)などからなる世界文化遺産について、朝鮮半島などから連行され労働を強制された人々についての日本の説明が不十分だとして、「強い遺憾を示す」決議を全会一致で採択(22日)
□東京五輪の開会式が強行された(23日)
□広島への原爆投下後、放射性物質を含む「黒い雨」を浴びた住民ら84人全員を被爆者として認め、被爆者健康手帳の交付を命じた広島高裁判決について、菅首相が上告を断念する方針を表明した(26日)

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