2021年日誌 8月31日〜9月6日 沖縄本島にミサイル部隊/米、対テロ戦に880兆円

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週刊『前進』04頁(3210号03面06)(2021/09/13)


2021年日誌 8月31日〜9月6日
 沖縄本島にミサイル部隊/米、対テロ戦に880兆円


□防衛省は22年度予算の概算要求を公表した。総額5兆4797億円。研究開発費を大幅増。対中国で南西方面の防衛力強化を図る(31日)
□政府は、量子コンピューターや人工知能(AI)など、軍民両用の先端技術の実用化を推進する新事業に取り組む。内閣府と文部科学省が来年度政府予算に計90億円を概算要求した(31日)
□政府の復興推進会議と原子力災害対策本部が合同会合。東電福島原発事故の帰還困難区域(約2万2千人)のうち国が復興計画を示していなかった約8千人の地域について、20年代に避難指示を解除する方針を決定(31日)
□防衛省は23年度にも、地対艦ミサイル(SSM)部隊を陸上自衛隊勝連分屯地(沖縄県うるま市)に配備する方針を決めた。南西諸島4カ所のSSM部隊を指揮統制する本部機能も同分屯地に設置する方針(31日)
□米ブラウン大の研究チームは、米国の「9・11」後の20年間で、一連の対テロ戦争の費用が8兆㌦(約880兆円)にのぼるとする報告をまとめた(9月1日)
□バイデン米大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、ロシアと対立する同国へ新たに6000万㌦(約66億円)の軍事支援を打ち出した(1日)
□デジタル庁が600人体制で発足した(1日)
□菅義偉首相が自民党総裁選に立候補しないことを表明した(3日)
□米海軍横須賀基地に入港中の英空母クイーン・エリザベスを岸信夫防衛相が視察し、「インド太平洋地域の平和と安定に対する英国の強い意志を感じた」と述べた(6日)

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