長谷川さんは絶対反対のレジェンド 杉並区議会議員 洞口朋子

週刊『前進』04頁(3249号04面03)(2022/06/20)


長谷川さんは絶対反対のレジェンド
 杉並区議会議員 洞口朋子


 都政を革新する会代表・長谷川英憲さんは、半世紀以上にわたってどこまでも区民・労働者階級とともに闘い、ブルジョア議会や国家権力と絶対非和解で徹底的に闘い、革命的労働者党建設の先頭に立ってきました。私はその遺志を引き継ぎ闘う決意です。
 一つに、ウクライナ戦争への日本の参戦国化と中国侵略戦争に向けた改憲・戦争・大軍拡攻撃を絶対に許さず闘います。戦争を止め、社会を変える力はどこにあるのか? その展望を示したのが、全学連と青年労働者を先頭に闘われた日米首脳会談―クアッド会議粉砕の5・22実力闘争です。
 自国帝国主義政府の戦争を止める力は、労働者人民による実力闘争以外にありません。「国家を守れ」なる祖国防衛主義と闘い、既成の規範やルールをぶち破る闘いが今こそ求められています。私はこの闘いを担った青年・学生、そして全世界の労働者民衆の決起とともに闘います。
 私は2008年から法政大学闘争に決起する中で、「戦争の時代」だからこそ職場・キャンパスで戦争反対の当たり前の主張が徹底的・暴力的に弾圧される現実を目の当たりにしました。そして国家権力・警察・大学当局の苛烈(かれつ)な抑圧のみならず、自称「リベラル」の教授どもも口先では「改憲反対」「戦争反対」などと言いながら実際にはこの弾圧に加担してきました。「これで戦争を止められるのか? これで社会を変えられるのか?」——この怒りが私の原点です。
 いま一つに、ウクライナ戦争と日本の参戦国化をめぐる既成野党の総屈服に怒りを燃やして闘います。「国家を守るために戦争に行って命を捨てよ」「国家のために青年・学生は積極的に命を捧げよ」という主張が賛美されるおぞましい事態が現実に進行しています。
 杉並区議会も同じです。むしろ、共産党や「市民派」勢力を先頭に「野党」が積極的に祖国防衛主義と愛国主義の旗を振っています。
 長谷川さんは、区議会・都議会でたった一人で「絶対反対」を貫き闘ってきたレジェンドです。長谷川さんは、このブルジョア議会の腐りきった現実を暴くことこそが革命的議員の役割だと教えてくれました。
 最後に、来年4月の杉並区議選を「杉並から社会と世界を変える」大きな政治決戦として闘います。この社会の根本的変革を訴え、必ず勝利したいと思います。戦時下の選挙闘争という意味でも前回(2019年)とはまったく違う情勢です。戦争絶対反対のうねりを杉並の地からつくりだします。
 長谷川同志、見守っていてください!
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