「11月労働者集会」3労組共同アピール2023

週刊『前進』04頁(3282号02面04)(2023/02/20)


「11月労働者集会」3労組共同アピール2023

(写真 動労千葉・動労総連合の組合員や廃線阻止へ闘う住民とともに登壇した動労千葉の渡辺剛史書記長は、JRの3月ダイヤ改定―春闘の過程で、ストライキを構えて闘い組織拡大に打って出ると宣言した)

 私たちは昨年2月、毎年欠かすことなく開催されてきた11月労働者集会が25年を迎えるにあたって「3労組共同アピール」を発し、「労働運動再生に向けた闘いを新たな段階に進めたい」と呼びかけました。11月6日、私たちは、日比谷野外音楽堂に結集して下さった多くの仲間たちと共に新たな一歩を踏み出すことができました。
 ウクライナで戦争が勃発したのは、私たちがアピールを発した直後のことでした。世界中で大軍拡が叫ばれ、中国侵略戦争の危機が急速に高まり、岸田政権は米バイデン政権と手を結び、歴史的大軍拡、敵基地攻撃能力の確保、南西諸島―日本全土の出撃基地化、〝安保防衛政策の歴史的転換〟に踏み出しました。
 成長の余地を失った資本主義の危機こそが、この戦争を生み出している真の原因です。戦争によってもたらされた経済的・政治的危機に対し、世界中で労働者の大反乱が始まっています。英国、アメリカで労組結成やストライキの大波が起きています。韓国ではユン政権による国家保安法をふりかざした大弾圧に抗して民主労総がゼネストに立ち上がろうとしています。
 日本では労働運動の深刻な危機が続いています。その発端となったのは36年前の国鉄分割・民営化―総評解散・連合結成でした。しかし連合は、いっさいの権威、求心力を失っています。労働運動の刷新が求められています。それはどれほど困難であろうと、私たち自身の手で成しとげなければならない課題です。
 私たちは、昨年の3労組共同アピールで四つのことを訴えました。
 第1に、関生支部にかけられた戦後最大の労組弾圧、JRにおける「労組なき社会化」攻撃を粉砕するために全国の力を結集しようということです。
 第2に、新自由主義を終わらせるために立ち上がろう、その鍵を握るのは労働組合だと訴えました。
 第3に、労働組合の最も重要な任務として戦争反対の闘いに立ち上がろうと訴えました。
 第4に、労働運動の不可欠の課題として、労働者の国際連帯闘争を発展させようと訴えました。11月集会は、イラク戦争をきっかけに、韓国、アメリカ、ドイツ、トルコ、イタリア、ブラジル、中国、台湾、ミャンマー等の労働者との画期的な国際連帯闘争となって発展してきました。
 私たちは、新たな一歩を踏み出した組織化の努力をもう1年継続することを決意しました。
 03年に始まった国際連帯闘争が今年20年を迎えます。民主労総ソウル地域本部との間では、11月集会に合わせて日韓連帯20年の記念事業を行うことが検討されています。
 私たちは11月19日、東京・日比谷野外音楽堂で「労働者の団結した力で戦争・改憲を止めよう! 新自由主義を終わらせよう! 闘う労働組合を甦らせよう!」と訴えて全国総決起集会・1万人大行進を呼びかけます。変革は突然奇跡のように起こるものではなく、時には何世代にもわたる努力が必要です。でも地上に道をつくるのは私たちの一歩です。多くの仲間たちがその闘いに加わって下さることを願っています。ぜひとも多くの皆様の賛同と参加をお願いします。労働運動の変革はこの時代に求められている最先端の変革です。共に闘いましょう。
2023年2月12日
 全日本建設運輸連帯労働 組合関西地区生コン支部
 全国金属機械労働組合・ 港合同
 国鉄千葉動力車労働組合
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