ほらぐち候補の第一声 戦争とめ、社会変える

週刊『前進』04頁(3291号04面02)(2023/04/24)


ほらぐち候補の第一声
 戦争とめ、社会変える

(写真 ほらぐち候補【中央】は道行く区民と心を通わせながら選挙戦を闘いぬいている【4月18日 阿佐ケ谷駅前】)

 4月16日、杉並区議会議員選挙に立候補したほらぐちともこさんの荻窪駅北口での第一声と、3人の応援演説(要旨)を紹介します。(編集局)

 なぜ杉並から戦争に絶対反対を貫くことが重要かというと、実際に戦争は私たちの日常の中から始まろうとしているからです。そこで最も重要なのは自治体の戦争協力の問題です。杉並区では自衛官募集業務や、政府が狙う原発汚染水海洋放出とこれに合わせた「原発は安全、放射能の健康被害はない」という教育に教員が動員されています。私は戦争と原発に絶対反対を貫き、反戦・反核の声を上げてきました。
 私は「国を守る」立場には立たない。今、中国や北朝鮮、ウクライナやロシアでも、全世界で労働者の生活を破壊しながら戦争に突き進む自国の政府に対して必死に声を上げている人たちがいる。国境を越えてこれらの人たちと共に戦争に向かう流れを止めるため、私は2期目に挑戦します。
 私は児童館の廃止に絶対反対です。田中前区長が児童館全廃を打ち出し、杉並に41あった児童館は田中区政下で27まで減らされました。そして先日3月31日には、岸本新区長によって下高井戸児童館の廃止が強行されました。児童館廃止反対の怒りで岸本区長が誕生した、あの区長選はいったい何だったのか。田中前区長の児童館廃止は反対で、岸本区長の廃止は許すのか。駅前の再開発も「必要な事業」だと岸本区長は答弁している。政治家は選挙の時は良いことを言って、結局は裏切る。自民・公明だけじゃない。統一地方選挙前半は過去最低の投票率だったと言われています。この状況では当然です。
 この世界を変える力を持っているのは一握りの政治家たちじゃない。社会を動かす労働者、地域で暮らす住民たち、そしてこの社会で最も政治を奪われている若者、女性の力で社会を根本から変えよう。私はその先頭で闘います。

戦争反対で体を張って闘える人
 三里塚芝山連合空港反対同盟 萩原富夫さん

(写真 「元全学連」同士、胸を張って反対同盟・萩原さん【右】が応援演説【4月16日 荻窪駅前】)

 ほらぐちさんは、三里塚にも軍事空港建設反対のために駆けつけてくれている共に闘う仲間です。
 ちょうど2カ月前の2月15日、市東孝雄さんの大切な農地が強制執行によって奪われました。私たちは農地を守るため、全学連の若い学生たちと共に体を張って闘い抜きました。
 その全学連がほらぐちさんを応援しています。ほらぐちさん自身、元全学連です。そして私も元全学連です。私たちは、全学連は、本当に戦争反対で体を張って闘ってきた。今でもその闘いが引き継がれています。
 ほらぐちさんは法政大学で反戦運動を闘い、今は杉並区議として反戦運動を行い、岸本区政の問題点を鋭く追及しています。世の中のために身を削り体を張って闘うことができる人が、この杉並区でも必要だと思います。ほらぐちさんをぜひ応援してください。

「口先反戦」には退陣してもらう
 改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人/弁護士 高山俊吉さん

 たくさんの候補者が立候補しているが、本気で戦争に反対している候補はほらぐちともこさんだけだ。
 戦争に反対すると言いながら、戦争は国の問題だ、区の教育や福祉が焦点だと現在の戦争政策から目をそらす「口先反戦」がいる。どうして教育が、医療が、社会福祉が崩壊するのかと言えば、それは戦争政策を進めるからだ。この両者は深く関わりを持っているにもかかわらず、そのことに目を向けない。左翼、進歩、リベラルと言われる政党の候補者の「口先反戦」に私たちは決してだまされてはいけない。
 岸田首相は軍事費を5年間で43兆円にするという。43兆円の金はどこかの軍事産業の金庫に収まる。国を守ることは大事だと言って金もうけをするところに戦争の本質がある。
 岸本区政になって本当に良くなったか。杉並区は自衛官募集業務に協力している。岸本区政はこれに反対しない。「革新」を名乗っているだけの候補者には退陣してもらいたい。その人たちにかわり、本当に命をかけて闘うほらぐちさんを杉並区議会に送り出そう。

「自衛」を口実に侵略戦争するな
 動労千葉執行委員 川崎昌浩さん

 JRで働く労働者で組織する国鉄千葉動力車労働組合の川崎です。今回の杉並区議会議員選挙でほらぐちともこさんを推薦し、その応援のために駆けつけました。
 今回の選挙の最大の課題は、岸田首相が進めている戦争政策に反対することにあると思います。
 ほらぐちさんは、戦争政策に断固反対し、反戦闘争の先頭で闘ってきたただ一人の杉並区議会議員です。
 全ての戦争は「自衛」から始まります。岸田首相は「敵基地攻撃能力を保有する」と言っています。想定した相手国が何らかの動きをしたら、そこに「自衛」と称してミサイルなどを飛ばして攻撃する。これこそ自衛を口実にした侵略戦争ではないですか。それをみなさんに認めさせようとしている。
 ほらぐちさんと共に「杉並から戦争とめよう」。これを実現するために、ほらぐちさんへのご支援をよろしくお願いします。

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