全国水平同盟大会へ 狭山再審へ決戦局面

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週刊『前進』04頁(3303号04面04)(2023/07/17)


全国水平同盟大会へ
 狭山再審へ決戦局面


 全国水平同盟から第12回大会への参加が呼びかけられました。呼びかけの要旨を紹介します。(編集局)
 5月広島G7サミット粉砕の実力闘争は、帝国主義の世界戦争・核戦争会議を直撃し、情勢を一変させました。
 追いつめられた岸田政権は、日本の戦時体制を一気に強めています。しかし労働運動も解放運動もつぶされていません。連合の屈服を乗り越え、動労千葉を先頭に階級的労働運動が闘われています。関西地区生コン支部は、空前の組合弾圧を粉砕し、団結を強め反転攻勢に打って出ています。水平同盟は、水平社100年の闘いを引き継ぎ、戦争に反対し、差別に反対し、この社会を根底からひっくり返すために闘っています。「人の世に熱あれ、人間に光あれ!」いまこそこれを実現するときです。
 この春杉並と高槻で選挙闘争を闘いました。高槻市議選は、結果は残念でしたが、全水組織内候補でもあり、大きな成果を実現しました。
 今、八尾・西郡では、全国の部落で進められている再開発と称した部落の解体、更地化攻撃に対する反撃を開始しています。既成解放運動の崩壊を乗り越えて、全国水平同盟の旗を全国に打ち立てましょう。
 狭山闘争は、再審か棄却かの決戦局面を迎えています。狭山事件は権力によるでっち上げ事件=権力犯罪です。国家ぐるみの差別扇動と団結破壊の攻撃です。部落解放闘争と階級的な労働運動を爆発させるカギがここにあります。裁判所は一度の証拠調べもせずに再審を棄却しようとしています。この夏―秋の狭山決戦に全力で突入しましょう。
 大会大成功で、8・6広島、8・9長崎から11月労働者集会への総決起を勝ちとろう。第12回大会へのご参加、またはメッセージをよろしくお願いします。

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全国水平同盟第12回大会
 7月30日(日) 午後2時 高槻市生涯学習センター1階・展示ホ―ル (大阪府高槻市桃園町2―1)
 主催 全国水平同盟(大阪府八尾市高砂町3―85―6 電話/Fax 072―991―7729)

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