団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(3305号04面08)(2023/08/02)


団結ひろば 投稿コーナー

北海道で星野絵画展を開催
 北海道星野文昭さんを救う会 尾森宏行

 7月14〜16日、札幌市地下広場で北海道星野文昭さんを救う会主催の絵画展を開催しました。
 今大きな問題になっている敵基地攻撃能力、大軍拡・大増税は、いずれも沖縄の戦場化につながることから沖縄闘争への関心は北海道でも高まっています。来場者数、要望書の署名数ともに前年を上回り、新たに取り組んだ大坂正明さんの保釈を求める要望書も多数集まり、絵画展は大成功しました。
 絵画展最終日の16日、日本キリスト教団東札幌教会で星野暁子さんをお迎えして救う会の年次総会も開催しました。
 総会冒頭に星野暁子さんが講演し、労働者の国際連帯で戦争を止めようと訴えました。沖縄闘争の意義や文昭さんとの獄中往復書簡『あの坂をのぼって』への思いなど、心に響く講演の後、総会議事は進み、活動方針が決定されました。
 今回特筆すべきことは、絵画展に初めて来場された方が4人、総会にも出席されたことです。会員一同、絵画展の持つ力を改めて実感し、国賠勝利、再審無罪、大坂さんの保釈と無罪奪還に向けて全力を尽くそうと決意しています。

「流すな汚染水!」訴えデモ
 千葉 山中 久

 千葉で開催された「流すな汚染水! とめよう原発!7・17集会」は今回も大成功しました。主催は「放射能汚染水流すな!千葉県実行委員会」です。
 吉沢正巳さん(福島県浪江町・希望の牧場代表)が登壇。「決死救命・団結」を訴え、国策によって棄民のような扱いを受けた人々の無念、そして人間が人間としてあるための闘争の重要さを語り、大きな拍手に包まれました。
 後半は実行委がGX法の虚妄を突き付け、最後に汚染水の海洋放出反対の決議文を採択しました。集会後はデモへ繰り出し、吉沢さんのオブジェ「カウゴジラ」も登場。千葉市の街中を練り歩きました。
 汚染水放出は漁民への死刑宣告にも等しいでしょう。日帝の原発政策は原潜保有の画策とリンクしており、原発を真に止めるための「プロレタリアによる真の回答」が、今まさに求められていると思います。

そごう・西武のスト断固支持
 合同・一般労組全国協議会 K

 昨年秋、そごう・西武を、運営していたセブン&アイHDが米投資会社へ売却する契約を結んだ。金儲けのためなら、労働者の雇用や顧客、駅周辺の利用者のことなど無視し、話し合いにすらも応じないというセブン資本の傲慢(ごうまん)なやり方に対し、西武労組がスト権を行使して対抗しようという動きが始まった。セブン資本と対峙するコンビニ関連ユニオンは、「そごう・西武労働者のスト権投票、断固支持」「解雇を許さず、ともに立ち上がろう」と呼びかけた。全国協加盟のユニオンは、西武池袋本店をはじめとする関東圏の西武・そごう百貨店前で一斉行動を行い、数百枚単位のビラが労働者に手渡された。
 そして7月25日、93・9%の賛成でついにスト権が確立された。西武池袋本店の改装・テナントの強制移転攻撃に端を発した雇用不安への怒りだ。どんな労組指導部であれ、スト方針を出せば、現場労働者は必ず応える。この「スト情勢」をも追い風に、各地で労働組合を結成し、11月集会へ上りつめていこう!

名古屋市金山駅でアピール
 東海・青年労働者 S

 7月16日、炎天下の1時間、名古屋市の金山駅前で8・6ヒロシマ大行動に向かってアピールしました。
 最初は、私が①G7広島ビジョンに被爆者たちが怒っていること、②平和教育教材から『はだしのゲン』や、中沢啓治氏の遺言を消し去る運動を日本会議がやったことなどを弾劾するアピールを行いました。
 解雇攻撃と闘う青年労働者がビラを読み上げ、郵政労働者がJP労組の腐り果てた実態を明らかにし「反戦反核の闘いをやらない労組は、労働者の権利を売り渡す!! 反戦反核闘争と労働者の利益のための闘いが一体となる時代がやって来た!!」と熱烈アピール。
 最後に、組合執行部が「8・6ヒロシマ大行動こそが国際連帯の実践である!!」と、熱烈にアピールしました。
 大判カラービラ30部も配布できました。受け取る人は「ビラください」と積極的に手を伸ばし、特に青年・学生さんの受け取りが活発でした。東海も広島へ全力で闘っています。
県下6カ所で「ゲン」上映会 日教組香川三観地区教職員組合 須藤角一
 広島サミット闘争では、被爆者や学生が団結し人類の未来をかけて体を張って闘いました。戦争を推し進めるやつらを絶対に許さない闘いで、情勢は一変したように感じます。これまでのあり方を変え、「殻を破る」ときが来たのです!
 私たちはサミットの翌週、星野絵画展を開催しアニメ映画「はだしのゲン」を上映しました。7月中旬までに県下6カ所で上映運動を行いました。新たな参加者も出てきています。
 また、8・6ヒロシマ参加を呼びかけ、7・7〜9G7香川・高松都市大臣会合に反対し、仲間と共に「前進」号外を土日で配布し続けています。「8・6ヒロシマに行きたい」「ありがとうございます!」「香港と同じですね」「中核派、頑張ってますね!」......受け取りも以前と全然違い、やればやっただけの手応えはあります。
 具体的行動を組織建設へ。8・5までに職場を軸にビラを配り署名を集めていきたいと思います。8・6ヒロシマで共に団結して闘いましょう! 労組建設を腹に据えて頑張ります!

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