9・7~8全学連大会へ

週刊『前進』04頁(3307号02面02)(2023/08/21)


9・7~8全学連大会へ


 全学連(全日本学生自治会総連合)は9月7〜8日、第84回定期全国大会を開催します。中央執行委員会による招請状を掲載します。(編集局)

招請状

実力闘争で学生の力解き放った一年
国際連帯でウクライナ戦争を止め、
中国侵略戦争を阻止しよう!
全国学生は第84回定期大会へ!
 (1)
 全学連は1948年に結成された全国の学生自治会の連合体です。日本の学生自治会は、戦前の大学が戦争に協力したことへの真剣な反省の上につくられました。ウクライナ戦争が開始され、三度目の世界戦争が起こされようとしているこの決定的な時に、学生は戦争を止める運動の先頭に立とう。全国学生の皆さん!9月7、8日に開催する全学連第84回定期大会への参加を呼びかけます。
 (2)
 危機を戦争によって突破しようとするG7と中国・ロシアの軍事的対抗によって、ウクライナ戦争はますます世界戦争の様相を呈しています。日本が議長国となって開催されたG7広島サミットは、三つの意味で画歴史的な戦争会議となりました。一つ目に、反核・反被曝の声を解体し、G7の核を正当化することです。被爆地広島にG7核保有国の首脳を呼んで「G7広島ビジョン」を発し、「防衛目的のために役割を果たし、侵略を抑止」するものとして自分たちの核保有を正当化したのです。二つ目に、ウクライナ戦争の激化拡大を通したロシアの弱体化です。最終日にはゼレンスキーを来日させてウクライナの全面支援を確認し、「大規模反転攻勢」の火蓋(ひぶた)を切りました。G7、岸田政権が戦争の主導者となっています。三つ目に、中国侵略戦争の準備です。G7首脳宣言は、「台湾海峡の平和と安定」「力による現状変更に反対」と居丈高に中国を牽制(けんせい)し、さらに「重要なサプライチェーンにおける中国への過度な依存を低減する」として「グローバル・サウス」との連携の強化を盛り込みました。アジア・アフリカ・中南米の国々を中国から切り離すという狙いです。
 岸田政権は、サミットの成功をかけて2万4千人もの機動隊を動員しましたが、全学連は厳戒態勢をはねのけ、「G7広島サミット粉砕」を実力で闘いました。戦争を進める自国政府を倒すことを呼びかけ、実力デモを闘う日本の学生・労働者の姿は世界中に発信されました。口先だけ「平和」を語るのではない、本物の反戦闘争の展望が切り開かれました。
 (3)
 しかし、野党をはじめとする既成の左派勢力は、開戦時からウクライナ戦争を民族解放の戦争だと賛美し、国会では軍事費二倍化などの戦争政策に賛成しています。戦争という決定的な危機の瞬間に、労働者や学生と共に闘うのではなく、権力者の戦争政策に加担して裏切るのが既成左派の本質です。
 全学連は、こうした既成左派の下から労働者・学生を解放する闘いをつくりだしてきました。昨年9月の安倍国葬では会場の日本武道館を直撃する実力デモをおこないました。2月には、反戦の砦(とりで)である三里塚を解体するために市東さんの土地が強制収用されることに対して、執行日までのあいだ常駐体制を組み、執行当日は徹底抗戦で闘いました。4月統一地方選挙における杉並区の選挙では、「杉並から戦争止めよう」というスローガンを掲げて立候補したOPのほらぐちさんとともに、自衛隊への青年名簿の提供に協力する野党の裏切りを暴露しながら選挙戦を闘い、区民の戦争反対の怒りと結びついて勝利しました。野党、既成左派や連合の存在とは相容(い)れない、労働者・学生のもつ根源的・革命的な力がいまや解き放たれようとしています。
 私たちの実力闘争が国家権力による弾圧をも跳ね返していることは決定的です。G7広島サミット前に4名の学生が事前弾圧で、さらにサミット粉砕デモに参加した2名の学生が逮捕されました。戦争反対の声を潰すことを狙った政治弾圧そのものです。しかし、こうした不当極まりない弾圧は、警察や岸田政権に対する労働者人民の怒りを呼び起こさずにはいません。とりわけ、G7広島サミット中に機動隊がデモに襲い掛かった姿は世界中の知るところとなり、機動隊に批判が集中しました。一人の仲間も見捨てない団結力と、労働者・学生の怒りを引き出して闘うことこそが、全員を不起訴で奪還した原動力です。
 (4)
 岸田政権は戦争を進めるための不可欠の政策として、大学の戦争協力、学生の戦争動員を狙っています。一昨年制定された国際卓越研究大学制度は、「自律と責任あるガバナンス体制」として、中長期の経営戦略等の策定、執行部の業務執行の監督を行う合議体を設置し、年3%台の成長を目指すとしています。軍事研究をはじめとした企業や国家の営利を大学に反映させること、学生自治を解体することがその狙いです。しかし、大学の戦争動員を絶対許さない学生の運動が全国からはじまっています。
 再びの大学の戦争動員を許すのか、それとも全世界の労働者学生と団結して立ち上がり、戦争を進める権力者を倒すのか。私たち一人一人に問われています。社会に矛盾や怒りを感じるすべての学生に、改めて、9月7、8日に開催する全学連第84回定期大会への参加を呼びかけます! 共に議論し、社会を変える闘いに立ちましょう!
 7月12日
 全日本学生自治会総連合中央執行委員会
   ◆   ◆   
9月7日(木)午前10時~8日(金)/BumB(ぶんぶ)東京スポーツ文化館(東京都江東区夢の島2―1―3)/問い合わせ・参加希望 ツイッター:@Zengakuren
メール:mail_cn001@zengakuren.jp

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