水戸 虐殺やめろ!各地で反戦行動 G7内務・安全相会合を直撃 会場に迫る怒りのデモ

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週刊『前進』04頁(3324号04面03)(2023/12/18)


水戸
 虐殺やめろ!各地で反戦行動
 G7内務・安全相会合を直撃
 会場に迫る怒りのデモ

(写真 「虐殺やめろ」「世界戦争阻止」を訴えG7内務・安全相会合に向かってデモ【12月8日 水戸市】)

 12月8日、茨城県水戸市でG7内務・安全担当相会合粉砕の反戦デモを闘いとった。8〜10日まで開催されたG7内務・安全担当相会合は、米帝大没落と帝国主義による世界支配の崩壊―「3正面」で激化する世界戦争情勢に対応した戦争推進会議だ。茨城県労組交流センターが呼びかけたG7粉砕の反戦デモには、県内の労働者・学生、東京および関東各地の大行進の仲間40人が結集し、戦闘的デモが闘われた。
 午後1時、デモに先立って水戸駅前でリレーアピール。動労総連合水戸の仲間からの発言を皮切りに、直前の12月1日から本格再開されたイスラエルによるガザ大虐殺と世界戦争・核戦争への怒りが次々と表明された。足を止めて聞き入っていた青年労働者は「戦争が身近に感じられるようになりました」と感想を語り、外国人労働者のグループが反戦アピールへの賛意を表明した。
 午後2時、G7会場の水戸市民会館に向かってデモに出発した。茨城県警はG7防衛のために300人ものデモ警備態勢を敷いた。デモ隊は機動隊を圧倒する怒りでコール、シュプレヒコールを上げた。デモ隊はG7会場直近の南町広場に到達、怒りの声が会場まで響く。沿道でのビラまきもほとんどが受け取られ、デモと一緒に歩きながら食い入るようにアピールに聞き入る市民も多数見られた。解散点近くのビルの窓からは、外国人労働者が鈴なりになってデモ隊に手を振った。(茨城県労組交流センター・A) 
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