ミサイル部隊準備に怒り 勝連分屯地 自衛隊車両阻む抗議行動

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週刊『前進』05頁(3336号02面02)(2024/03/18)


ミサイル部隊準備に怒り
 勝連分屯地
 自衛隊車両阻む抗議行動

(写真 ミサイル車両搬入反対の闘いを報じた3月11日付沖縄タイムス。人民の怒りと闘いは自衛隊車両を遅らせた)

 3月10日、沖縄県うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地に地対艦ミサイル部隊の車両が入った。11日には航空自衛隊が那覇空港を用いて12式地対艦ミサイルに関連するとみられる機材を輸送した。後日、公道を使って勝連分屯地に運ぶという。勝連分屯地は21日に第7地対艦ミサイル連隊が新設されて300人規模となる予定で、そのための準備であることは明白だ。
 12式地対艦ミサイルは、射程を一千㌔メートル超まで伸ばす能力向上を予定しており、沖縄に配備されれば中国本土沿岸部に届く。25年3月に湯布院駐屯地(大分県)に新設される第8地対艦ミサイル連隊と健軍駐屯地(熊本県)の第5地対艦ミサイル連隊、そして第7地対艦ミサイル連隊は合わせて「第2特科団」へと格上げされる計画で、まさしく中国侵略戦争における「敵基地攻撃能力」の核心をなすものだ。
 3月10日の朝には緊急の抗議行動が呼びかけられて多くの市民が結集、改憲・戦争阻止!大行進沖縄も参加した。自衛隊車両はその怒りの前に港を出発するゲートを変更し、分屯地への到着が遅れることを余儀なくされたのである。

米軍がオスプレイの飛行再開を強行

 米軍は、昨年11月の乗員8人全員が死亡した鹿児島県屋久島沖での事故とそれに対する怒りを受けて、米軍の全オスプレイを飛行停止にしていた。だが今年3月8日、米軍は飛行停止措置の解除を発表した。
 事故原因は「機体の問題」としつつも、なぜ事故が起きたかは「解明中」、部品の交換すらせずに「安全性は整備や手順の変更などで確保」するなどと強弁している。米下院の独自委員会も「説明責任を果たしていない」と言わざるをえない状態だ。
 オスプレイと「敵基地攻撃能力」は中国侵略戦争を構える米日帝国主義にとって必須の武装だ。なりふり構わず戦争へ突進する帝国主義を打倒しよう。
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