団結ひろば 投稿コーナー

発行日:

週刊『前進』05頁(3336号04面06)(2024/03/18)


団結ひろば 投稿コーナー

高松港の軍港化を許さない
 香川 K

 2月24日、改憲・戦争阻止!大行進香川の「ウクライナ戦争ただちにやめろ!高松反戦デモ」に参加しました。感じたのは「ウクライナ戦争今すぐやめろ」のコールが、街の人の耳目を集めていたことです。
 これまで平和を唱えてきた人たちが、ウクライナ戦争では「ロシアに領土をとられっぱなしになる」と戦争継続を願っています。まるで太平洋戦争末期の天皇ヒロヒトのような論法! 戦争で死ぬのは労働者階級、とりわけ酷(ひど)い目に遭うのは子どもや女性です。戦争には絶対に反対しなければなりません。
 私たちが「戦争やめろ」と言うべき相手は、この戦争をしかけている米バイデン政権であり、G7広島サミットで軍事支援に大きく舵(かじ)を切った岸田政権です。戦争をとめられるのは民衆の力です。お互いに殺すことを拒んでこそ、自分たちの命も守れます。労働者の国際連帯こそ、戦争をとめる唯一の力です。
 ウクライナ戦争では、イタリアの空港労働者の組合が軍需物資の輸送を拒否してストライキに立ち上がりました。団結して戦争協力を拒み、政府に戦争をやめさせる。何なら政府を倒して戦争をとめる。どちらも私たちの権利です。私たちを戦争で殺すような政府など遠慮なく倒しましょう!
 私は翌25日、「高松港の軍港化を許すな!イージス艦入港に対する緊急抗議行動」にも参加しました。これは高松港を特定軍事拠点とし、軍港化を狙う地ならしです。ちょうどイージス艦入港時に、改憲・戦争阻止!大行進香川がシュプレヒコールをしていました。イージス艦にシュプレヒコールをたたきつける団体が現地にいて良かったです。
 香川でも高松港軍港化、善通寺自衛隊駐屯地強化、ミサイル避難訓練、と戦争が生活の中に姿を現しています。みんなでこの動きを押し返しましょう!

岩本正治同志を追悼する
 革共同郵政労働者委員会

 岩本同志は1954年熊本県に生まれ、76年東京空港郵便局に入局。故・神子高人同志の指導のもと、78年全逓信労働組合(全逓)空港支部青年部長。83年同書記長。84~85年東京空港郵便局全面業務移管反対闘争を指導。東京国際郵便局に配転後、激しい党派闘争を闘い85年全逓晴海・国際支部執行委員。96年全逓国際総分会書記長。2000年「人事交流」で目黒郵便局に強制配転。地区党と産別委員会の責任者を担いながら最後まで職場生産点で闘い抜いた。
 革共同全逓委員会は、全逓空港支部を先頭に革共同3全総路線を体現し、多くの革命的労働者を結集し闘い抜いてきた。全逓東京中央郵便局支部・高橋範行同志、全逓豊島支部・橋本秀次郎同志をカクマルの虐殺で失いながらも、党を守り抜き、その最先頭で闘い抜いてきた。そして全逓空港支部つぶしの東京空港郵便局廃局、人事交流=強制配転攻撃、郵政民営化攻撃に負けずに党の体制を維持してきた。先輩同志の闘いは、戦争と民営化―労組解体という国家総がかりの戦争攻撃と真っ向勝負する革共同郵政労働者委員会に脈々と引き継がれている。
 岩本同志! われわれは同志の遺志を引き継ぎ、帝国主義打倒の革命的反戦闘争の爆発から、強大な党組織を郵政産別のど真ん中に建設することを誓います。

このエントリーをはてなブックマークに追加