革共同へ絶大な夏期カンパを 「侵略を内乱へ」の実現へ
週刊『前進』04頁(3400号02面02)(2025/06/16)
革共同へ絶大な夏期カンパを
「侵略を内乱へ」の実現へ
すべての同志、「前進」読者のみなさん! 中国侵略戦争・世界戦争阻止をかけた25年夏・秋の歴史的闘争を闘いぬくための夏期カンパを訴えます。
革命的女性解放の党に
革共同は、9回大会路線のもとに中国侵略戦争阻止の反戦闘争を徹底的に推進し、今年の4—5月安保・沖縄闘争から6・14首都反戦デモの爆発まで登り詰めてきました。6・4—5天皇沖縄訪問実力糾弾に続く6・19天皇広島訪問粉砕闘争、沖縄戦「終結」80年の6・23「慰霊の日」式典弾劾闘争から戦後80年の7—8月反戦闘争に向かっています。この25年前半期における闘いは、関西における党内女性差別事件という重大な組織問題に対する革共同全国委員会としての根底的な自己批判を必要としました。中国侵略戦争の始まりに対し、「連帯し、侵略を内乱へ」の闘いを真に貫徹し、帝国主義の打倒=共産主義の実現が、現実の課題として迫っています。革共同はこの闘いを実現する党たりうるのか否か。このことが「革命的女性解放闘争」をめぐって厳しく突きつけられました。3月の第34回全国委員会総会は、プロレタリア革命党としての革共同の内実を問う根底的自己批判・変革を成し遂げるものとして、党内女性差別事件の告発・糾弾に決起した女性同志、学生・青年同志を決定的主体としてかちとられました。そして34全総と一体の「3・8国際婦人デー」闘争は、戦時下における革命的女性解放闘争の荒々しい発展をもって革共同の「青年・学生・女性の党」への変革を圧倒的に推進する歴史的突破口を開いたのです。革共同はこの地平からさらに断固前進し、25年夏・秋の中国侵略戦争・世界戦争阻止をかけた歴史的闘争に立ちます。
今、中国侵略戦争阻む
今夏カンパ闘争は、「すでに始まっている」米日帝国主義—全帝国主義の中国侵略戦争・世界戦争を「今この段階で」阻止し、革命的内乱に転化する闘いを従来の規模を超えて実現していくための決定的闘争です。「米国第一」を貫く米帝トランプによる中国と全帝国主義に対する関税戦争をはじめとする争闘戦の貫徹、戦後の国際的な経済・政治・軍事の枠組みの破壊、米労働者・学生・人民のパレスチナ連帯闘争と移民に対する「上からの内乱」—国内戦争の発動など、すべてが中国侵略戦争・世界戦争への踏み切りとして激しく展開されています。これは米帝の大没落、米帝基軸の帝国主義体制の崩壊—帝国主義の分裂・抗争の激化の中で、スターリン主義の裏切りに助けられて延命に延命を重ねてきた帝国主義の基本矛盾の爆発として起きています。ウクライナ戦争、米帝=イスラエルによるガザ大虐殺は、この世界戦争の一環として激化の一途をたどっています。
しかし、一方ではっきりと確認すべきことは、この最末期帝国主義の崩壊的危機と矛盾の爆発がもたらしている未曽有の戦争と虐殺、移民・外国人労働者排斥の排外主義と差別主義、前代未聞の大軍拡と物価騰貴・生活困窮は、すでに幾億の労働者階級人民・被抑圧民族人民の巨大な憤激を爆発させ、国際的な革命的内乱が開始されていることです。米国内でのトランプ反革命と労働者・学生の内戦的激突はその最先端です。そして帝国主義の中で最も危機を深めながら中国侵略戦争の正面に立つ日帝においてこそ、巨大な矛盾と労働者階級人民の憤激のマグマが革命的出口を求めています。
反帝・反スタ世界革命へ
われわれのあらゆる闘争は、この日帝の中国侵略戦争への突入がもたらす巨大な矛盾と階級的憤激の爆発を、日帝打倒の革命に向かって促進することにあります。沖縄の怒りを先頭に日米安保を粉砕し、中国侵略戦争を革命的内乱に転化し、トランプ反革命と激突する米労働者人民・中国スターリン主義と対決する中国人民との連帯をかちとること、この戦略的路線をどんな困難や弾圧をもはねのけて貫き通すならば、反帝・反スターリン主義世界革命勝利への道を必ず切り開くことができます。中国侵略戦争突入下での反戦闘争を革命的・大衆的に発展させていくことは、日帝国家権力との激突、弾圧、党の非合法化攻撃を不可避とします。日帝権力は青年・学生・女性の大衆的決起を何よりも恐れ、ここに弾圧を集中しています。天皇訪沖粉砕闘争を先頭で闘った学生同志を逮捕し、今も不当勾留を続けています。しかし、このかん弾圧と闘いぬいてきた青年・学生・女性同志は、さらに強固な革命家として鍛えられています。星野闘争と一体となった大坂正明同志奪還の控訴審闘争は戦時下の反弾圧闘争の要です。
全地区で青年・学生・女性の組織化を圧倒的に前進させるために、「職業革命家の党」としての革共同の強化が求められています。学生運動が階級闘争全体に与える影響力は決定的です。学生戦線の同志が縦横無尽に闘うことを保障するカンパは絶大な革命的力となります。機関紙「前進」の拡大を軸に宣伝・扇動を質と量において飛躍させることが必要です。
今夏カンパ闘争に勝利し、夏・秋の決戦へ共に進撃しましょう。