大阪・御堂筋で反戦デモ 大行進関西 沖縄現地の闘いと連帯し

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週刊『前進』04頁(3400号02面03)(2025/06/16)


大阪・御堂筋で反戦デモ
 大行進関西 沖縄現地の闘いと連帯し

(写真 「戦争阻止! トランプ打倒!」のデモコールが御堂筋に響くと沿道から熱烈な反応。デモへの飛び入りも続出【6月8日 大阪市】)

 大阪・御堂筋で6月8日、改憲・戦争阻止!大行進・関西の主催で、なんば反戦デモを75人の結集で闘いました。関西から反戦闘争を巻き起こし、6・14全国集会への結集を訴える闘いとして大成功しました。
 デモに先立つ街頭宣伝では、6・4―5天皇沖縄訪問粉砕闘争における不当逮捕を弾劾し、早期奪還と6・14総決起を訴えて署名に取り組みました。突然の雨にもかかわらずビラが瞬く間に受け取られ、多くの人が署名に応じ、あちこちで討論になりました。
 西横堀公園での集会は、SNSでスケジュールを知って公園で待ち構えていた人もいて、闘いの気運があふれていました。
 大行進関西の西納岳史事務局長による基調報告から集会を開始。「6・14全国集会&デモへ残り5日間、総力の組織戦に立ち上がりましょう!」「天皇訪沖弾劾の先頭で闘った全学連の仲間への弾圧を絶対に粉砕し即時奪還しよう」と鮮明に訴えました。
 続いて、青年労働者が5・15沖縄闘争を報告し、「運動内での性暴力を許さない運動体をつくりあげてきた私たちの闘いが、沖縄県民の怒りと結びついて米軍の性暴力への怒り、安保粉砕・全基地撤去の闘いへの決起をつくりだした」と勝利感をもってアピールしました。
 全学連の亀井陽慧副委員長は、「米日帝国主義による中国侵略戦争情勢は全世界に内乱をつくりだしている。トランプは6月14日に軍事パレードを首都ワシントンでやろうとしている。弾圧は帝国主義の破綻の現れだ。怒りをすべて6・14大結集へ」と熱烈に訴えました。2人のアピールを受けて、各地の大行進から6・14闘争に向けた闘いの報告と決意表明が行われました。
 そして、集会でかちとられた戦闘的気運をもって御堂筋へデモに打って出ました。「戦争反対! トランプ打倒!」のコールに街頭の多くの人々が熱烈に反応し、エール、クラクション、拍手で応じてくれました。多くのデモへの参加がかちとられ、労働者階級の行動への意欲と6・14米大使館・首相官邸直撃デモの方針が合流する闘いとなりました。
(改憲・戦争阻止!大行進・関西 望月達)
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