団結ひろば 投稿コーナー
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世界の人民との連帯こそ力
首都圏・学生 木下直衛
私は先日の6・14反戦デモにおいて初めてデモに参加した者です。イスラエルによる強盗戦争によりパレスチナ人民の土地が、命が奪われているという現状、そしてその犯罪に日米帝国主義が加担しているという現状下において、私は自分には何ができるのかと日々無力感を抱えていたのですが、このデモに参加してそうした自己のありようを変革できたように思います。
すなわち、力とは連帯であり、敵権力が最も恐れるのもこの連帯にほかならないという気付きの獲得です。パレスチナ人民との連帯、全世界の労働者人民との連帯を隊伍(たいご)の中で叫んだ時、私の中の無力感は打ち砕かれました。全学連の同志たちと手を組み弾圧をはねのけたこと、世界中の闘う人々とも手を取り合えたこと、これは一つの勝利だと思います。
それと同時に警察暴力の残忍さを初めて理解しました。交通整理などという名目を掲げておきながら、やつらは暴力的につかみかかってきてデモを圧殺せんとし、更には暴行を受けたなどとうそをでっち上げて女子学生を不当逮捕までしたことは、まったく不当でしかなく許せるものではない。隊列の内から見た景色は、警察の言い分が欺瞞(ぎまん)でしかないことを明示していました。
デモに参加しなければ見えないものがある。我々の隊列を取り囲み、内と外とに完全に分断して我々と大衆のつながりを断とうとすることも、またやつらの目論見(もくろみ)であると感じます。怒りと連帯の声が大衆を動かすことを何よりも恐れているのがやつらであるというのなら、そうした弾圧を突破して勝利的に貫徹した今回のデモの意義は明らかだと思います。
弾圧に屈せず行動し続ける
首都圏・学生 白木裕也
多くの仲間たちと共に、戦争に反対する声を上げるために、6月14日の反戦集会に参加しました。しかし、私たちの平和を求める行動に対して、警察権力は非常に強硬な対応を取りました。現場では警察による激しい弾圧があり、デモの自由が踏みにじられる様子を目の当たりにしました。突然の暴力的な弾圧には強い恐怖を感じ、自分たちの権利が踏みにじられる現実に驚きました。
それでも、多くの仲間たちと声を上げ、共に立ち向かうことができたのは大きな希望でした。一人ひとりの叫びが集まることで、「戦争を止めたい」という強い意志が確かに存在していることを実感できました。このような弾圧の中でも諦めずに行動を続けることが、私たちの力であると思います。抑圧に屈せず声を上げる姿勢こそが、平和を築くうえで欠かせないと強く感じました。
その中で二人の仲間が警察に不当逮捕されるという事態が起こり、とても悲しい気持ちになりました。同時に、平和を訴える者に対して力で抑え込もうとする警察権力に対して、怒りがこみ上げてきました。この怒りを忘れず、真の平和の実現に向けて声を上げ続けたいと思います。私たちは事実を歪曲(わいきょく)された報道には断固声を上げます! 沈黙は肯定することにほかなりません。
恐怖に負けず、仲間と連帯し、権力にあらがい続けます。平和な未来は黙っていても訪れるものではありません。私たち一人ひとりが動きつくり上げていくものです。戦争への怒りと決意を胸に、これからも行動し続けます。戦争のない社会を、私たちの手で必ず実現させましょう。
公判で全学連Bさんと交歓
東京・全学連 松本彩乃
6月26日、6・14デモで不当に逮捕されたBさんの勾留理由開示公判(東京地裁刑事第14部・竹内瑞希裁判官)に行きました。
平日朝から、6・14に飛び入り参加した学生たちも含めて40人を超える仲間が結集しました。
扉の向こうから出てきたBさんは、傍聴者一人ひとりに目を合わせてしっかりとうなずき、むしろ仲間を元気づけるような堂々たる態度で登場しました。
公判が始まると、吉田哲也弁護士が、勾留決定を出した竹内裁判官及び検事を徹底追及。「動画を見れば分かるが、機動隊の暴行は『デモ警備』『公務』にはとても当たらず、従って公務執行妨害など成立しない」と訴えました。
森川文人弁護士は、6・14の勝利を圧倒的に確認し、アメリカのイラン攻撃と日帝の中国侵略戦争突入を弾劾。さらに「権力も彼女が力のある革命家だと分かっているから逮捕している」と発言し、よくぞ言ってくださった!と本当に感動しました。Bさんも涙していました。
閉廷が宣言される間際、私たちは席から立ち上がり「Bさん頑張れ!」と前の柵に詰め寄り、交歓を果たしました。
全員に強制退廷が命じられ、6・14の暴力的弾圧を繰り返すように廷吏が無理やり参加者を運び出す中、「直ちに仲間を釈放しろ!」「竹内裁判官は恥を知れ!」と、エレベーターホールで激しくシュプレヒコールを上げて応援の声を届けました。その後、警視庁への申し入れとアメリカ大使館への抗議行動を闘い抜きました!
必ずBさんを不起訴で奪還し共に闘いましょう!