7・12反戦反核東京集会発言 8・6広島に集まり核戦争式典粉砕を! 広島暴処法弾圧裁判被告 古郡陸さん
週刊『前進』04頁(3405号04面04)(2025/07/21)
7・12反戦反核東京集会発言
8・6広島に集まり核戦争式典粉砕を!
広島暴処法弾圧裁判被告 古郡陸さん
沖縄での全学連Aさんの起訴、京大集会での学生逮捕を弾劾します。二人とも、私たちにかけられた暴処法弾圧に対して共に闘ってくれた仲間です。1日も早く取り戻しましょう。
トランプの度重なる原爆投下正当化発言は、これからもアメリカが戦争で勝つため、つまりアメリカ帝国主義の延命のために核を使うという宣言です。
一方で日本は「非核三原則」見直しに動いています。アメリカと核共有して中国侵略戦争を核戦争として構えるという宣言です。絶対に許せません。
石破や体制内勢力は、「3・11」直後の巨大な反原発闘争と、それが安保関連法反対の大闘争につながったことを知っています。核を問題にしたとき、怒りの決起が爆発して体制の危機を加速することに恐怖しているのです。だから非核三原則見直し提言も暴処法弾圧も学生弾圧も天皇の「慰霊の旅」も、反戦反核闘争の拠点をつぶしたいという敵の焦りなのです。
天皇が訪問した6月19日の広島の街は警察権力であふれ返りました。警察、行政、右翼が総出で「ヒロシマの怒り」の圧殺に乗り出す——これは暴処法弾圧と同じ構図であり、私たち暴処法弾圧被告団も共に天皇広島訪問弾劾の実力闘争に立ち、「被爆者を先頭にした広島の反戦反核闘争を屈服させる」という敵の狙いを引き裂きました。
被爆80年の広島はすでに非和解的激突になっています。広島市長の松井一實は今年初めて台湾に案内状を送り、トランプや石破と一緒になって中国を挑発しています。何より許しがたいことは、今年も原爆ドーム前集会を禁止してきたことです。戦争屋どもがすまし顔で参列し、上っ面では被爆者を悼むような言葉を述べながら、実は「核抑止だ」などと自らの核と戦争を正当化していく——そんな式典が「厳粛」に行われていいはずがありません! 核戦争式典を弾劾する集会とデモを断固打ち抜こうではありませんか。
私たち被告団は裁判勝利へ全力で闘います。そして8・6ヒロシマ闘争の大決戦に立ちます。8月5日夜から原爆ドーム前に結集し、共に闘いましょう。