石田反革命粉砕し10・5闘争に立つ!

週刊『前進』04頁(3414号03面01)(2025/09/22)


石田反革命粉砕し10・5闘争に立つ!


 革共同第35回全国委員会総会(35全総)は、中央学生組織委員会(SOB)議長で女性解放組織委員会の指導部でもあった元政治局員・石田真弓が自らの女性差別と性暴力を開き直ってSOBメンバーを組織した反革命蜂起を打ち砕く勝利を闘いとった。石田反革命粉砕へ、革共同関西地方委員会・蜂起者からのアピール、革共同女性解放組織委員会とマルクス主義青年労働者同盟中央執行委員会の声明を掲載する。(編集局)

石田反革命を絶対許さぬ!迷いなく女性解放へ進もう
 革共同関西地方委員会・蜂起者からのアピール

 まず冒頭、断固宣言する。
 石田反革命を絶対に許さない!
 沼地どころか、地獄の淵に叩(たた)き落とす!

 昨年11月関西の地において、革命的女性解放闘争の再生=創成をかけて、全存在をかけて蜂起し闘ってきた我々は、石田反革命の兆しを聞いて、居ても立ってもいられず仕事も急遽(きゅうきょ)休んで東京に駆けつけた。
 関西における性暴力・組織問題を受けての34全総で、提起者として尊大に登場した石田自身が、性暴力当事者として告発され、だがしかし告発者が再び石田に屈しようとしている事態に、座しておれるか!
 我々は、そして何人もの女性同志たちが、35全総の現場で、石田告発に立ちあがった当該に対して、「共に、真の革命的女性解放闘争を闘おう!」と心の底から呼びかけた。手を握り訴えかけた。しかし、彼女は我々と共に歩むことを拒絶した。自ら手をほどき、沼地へ進むことを選んだ。全党の同志と共に闘うことから逃げて、石田の懐に自ら飛び込み石田の「救済者」となる地獄への道を選択したのだ。必死の説得に対して「私がやったことは間違っていない」が彼女の最後の言葉だった。もはや、違う道を選択したことは明らかだった。
 広島、関西、あるいは26全総以来明るみに出た、党内における男性指導部による被指導部の女性に対する性暴力事件とその隠蔽(いんぺい)。被害当該・告発者を「団結破壊(者)」だとして踏みにじり絞殺することが繰り返されてきた。その全てを再度総括し、革命的女性解放闘争を勝ち取るための進撃がまさに開始されたその瞬間、その全てを掛け合わせたほどの、どす黒い女性差別・性暴力の加害当該があぶりだされた! それが石田反革命だ。
 35全総当日、石田を頭目とし、あろうことか告発当該を全面に押し立てての「反革命蜂起」がなされることは既に明らかだった。我々、そして関東において告発当該に寄り添い共に闘うことを呼びかけていた女性同志たちは、その朝から極めて清々(すがすが)しい面持ちだった。
 関西性暴力・組織問題の告発以降、石田は何度も関西へ赴き「政治局」として「提起」をし続けてきた。「謝罪」の言葉に始まる提起を何度も聞いてきたが、ただの一度も感動したことはなかった。石田の提起に心揺り動かされるものは、本当に微塵(みじん)もなかった。
 実は石田こそが、「被害当該・告発者の決起に肉薄する」ということから完全に逃げていた。あるいは、反革命と化した学生指導部連中は、「学生こそが最先頭」というおごった立場で、関西からの決起や全国の苦闘を「遅れてきた決起」として「上から見下していた」のではなかったか。
 一方、複数の女性同志たちが、関西の決起当該に向けて思いをしたためてくれた。心からの、本当に革命家人生・全存在をかけての訴えに我々は涙した。ようやく、共に革命的女性解放闘争を闘う援軍が現れたと心から感じた。
 関西においても、あるいは全国的にも、女性同志であってさえ、党の中に女性解放闘争が欠落していた現実を見据え、自らが自己変革と共に党を変革することへの逡巡があった。なかなかこれまでのあり方から転換することができない。そうした現状の中、決起当該は懸命に先頭で旗を振り続けてきた。
 決起後も、何度も何度も血を流しながら、涙を流しながら、励ましあいながら進んできた。そこに現れたのが、同じように、革命的女性解放闘争を闘い取りたいが故に党内・組織内で呻吟(しんぎん)し、格闘してきた女性同志たちだった。そして、女性同志の固い血盟が芽生え始めた瞬間、石田自身がもはや桎梏(しっこく)となったのだ!
 昨年関西において、11・25―11・28蜂起(男性指導部の性暴力を擁護し隠蔽する当時の関西指導部に対する被害当該女性同志を先頭とした告発・糾弾・打倒の闘いの開始)に立ちあがった我々は、石田反革命の策動が、34全総に対する極反動=破壊であると瞬時に捉えることができた。全関西は言うに及ばず、全党が血しぶきをあげながら、必死の自己変革、組織変革、党の破壊的再生に突き進んでいることに対する革命党内部からの極反動の出現だ。しかも34全総を提起した当事者である石田である。自らの自己批判から逃亡するだけでは飽き足らず、学生戦線を私兵化しマンガ的「クーデター」をしかけようとしていたのだ。
 しかも、その旗頭に、我々、関西で決起した当該を担ごうとするなど笑わせるな! 我々がお前ら反革命の側に「つく」などと一瞬でも思った時点で、蜂起する前から終わっている。始める前から敗北は決まっていたのだ。
 石田及び私兵と化した学生連中が、我々に対して、「告発当該に対して、同じ攻撃が政治局からかけられている」だの、「11・28蜂起と同じ、第二の11・28だ」などと、よくもよくも言えたものだ! お前ら関西で、間近で我々の闘いをみてきたのではなかったか! 共に闘ってきたのではなかったか! 恥を知れ! 何度でも何度でも地獄に叩き込んでやる‼ 覚えておけ‼
 さらに「34全総は石田さんがやったんですよ」などと厚顔無恥にも、我々に向かって言い放った奴(やつ)よ。我々は言うに及ばず、全党の同志たちが1ミリたりとも許さない! 石田反革命もろとも木っ端微塵に爆砕あるのみだ! ゆめゆめ忘れるな‼
 石田反革命と、石田に与(くみ)した学生どもは、ますます反革命的純化をとげている。
 率直に言って、若き学生革命家と思っていた、同志だと思っていた部分がかなり反革命化している。このことに、我々は何か打撃を受けているだろうか。全く否だ‼
 前述したが、35全総当日朝、我々は「わくわく」した。反革命を叩き潰すという、血のたぎりを抑えるのが難しかった。そして総会当日、一切の迷いもなく断固反革命と対峙し、文字通り政治と暴力の奪還を発動させたのだ。女性同志がまさに最先頭で暴力を発動し、総会参加者も一体となって、実力で反革命分子を革命党本部から叩き出した! こんな清々しいことがあるだろうか!
 東京から関西に帰る道中、我々はきわめて勝利感に満ち溢(あふ)れていた。革命的女性解放闘争に迷いなく進む道が、ようやくにして切り開かれた、というのが実感だ。
 昨年来開始された、革命的女性解放闘争の荒々しい進撃により、H、Y―旧関西指導部、そしてついに反革命にまで純化した石田、こうした古い汚物を我々自らの手で振り払い、打倒・駆逐・放逐したのだ!
 革共同の同志の皆さん、とりわけ女性同志の皆さん。
 全ての労働者階級の仲間の皆さん。
 迫りくる中国侵略戦争阻止の内乱的闘い、階級を二分するような、動・反動さかまく革命の時代に、ようやく手にした革命的女性解放闘争の真っ赤な血のしたたるこの旗を高々と掲げて進撃しようではないか!
 10・5、11・2へ攻め上ろう! 10・11関西女性反戦集会を闘い取ろう!

革命的女性解放闘争の創成かけ開始された闘い貫こう
 革共同女性解放組織委員会

 革共同女性解放組織委員会の指導部であった中央学生組織委員会議長・石田真弓による女性差別・性暴力と、その隠蔽と居直りのための党破壊を絶対に許さない! 石田の女性差別・性暴力は、まさに家父長制的・男性優位的かつ党役職を悪用した性暴力であり、全役職解任どころか、除名にも値するような階級犯罪である。石田自身も、そのことをはっきりと認めていた。
 われわれは、35全総で石田一派の反革命的蜂起を徹底弾劾・粉砕し、叩き出した。このかん、関西の女性同志を先頭とする革命的女性解放闘争の前進が、石田とその一派の「女性解放」なるものの欺瞞(ぎまん)を暴いた。革共同女性解放組織委員会は、この勝利を確認し、石田一派の反革命策動を粉砕し尽くすまで闘い抜くことを宣言する。
 石田は、革命党幹部の権威を使って許し難い女性差別・性暴力に手を染め、告発者に塗炭の苦しみを強制してきた。たとえ、告発者が撤回したからと言って、その犯罪性は消えない。ましてや、「石田の功績」などを対置して石田を免罪することなど絶対に許されない。こんなものは「女性解放」でもなんでもない! 直ちにすべての役職を解任することは至極当然である。
 しかし、石田とその一派は、解任決定に猛然と反発し、革命党本部内で自らの階級犯罪を隠滅させるための政治局打倒を画策し、党と階級を裏切る反革命の道に十数名の同志を引きずりこんだ。この一点で、そもそも石田が自己批判の立場にすら立っていないことは明白である。
 また、石田一派の「政治局には石田を自己批判させる能力はない」という主張は、全国委員の女性指導部、労働者指導部の力をとことん貶(おとし)めるものであり、「女性解放」を騙(かた)りながら、腐敗を隠蔽することを要求するとんでもない組織観だ。石田一派の目には、政治局などごく一部の指導部しか見えていないのだ。「全党を指導できるのは学生戦線しかいない」「学生戦線の女性解放の水準以下」と、高みから党と階級を見下してきた石田一派の正体を暴き、実力で叩き出したのは、石田一派が最も蔑視し、軽んじている女性・青年・労働者同志たちであった。
 われわれは34全総以来、女性解放闘争を闘える党に生まれ変わるために、多くの同志たちが、女性差別への屈服を内面化させてきた自らのあり方を切開し、七転八倒しながら闘ってきたことを、高みから論評するだけで、自らの体を通さずに完全にすり抜けてきたのが石田とその一派である。革命運動の「権威」を使って女性差別を居直ること、組織防衛の名で女性差別を切り縮めることは絶対に許されないこと、腐った指導部は曖昧(あいまい)さなく打倒し抜くこと。これが、関西から開始された革命的女性解放闘争の神髄であり、この地平が石田一派をあぶり出し、叩き出したのだ。
 「革命的女性解放闘争の荒々しい進撃により、古い汚物を我々自らの手で振り払い、打倒・駆逐・放逐したのである」(関西の女性同志より)。
 9月11日に開催された「全学連大会」は、女性差別者=石田の延命のためのおぞましい場となった。一連の事態を引き起こした張本人である石田をぬけぬけと参加させ、それを批判する学生を「政治局への怒りがない!」「当該と連帯しろ!」と罵(ののし)り、揚げ句の果てには「明日は来るな」と排除。そもそも、2日間の開催であった全学連大会を何の説明もなく直前に変更し、本来、全学連大会の2日目にあたる日を石田グループのみが参加する集会へと変え、現に大衆のみならず、石田を批判していた学生メンバーを排除した。
 「石田防衛」のために、メディアの取材もシャットアウトし、大会議案も即日回収したという。全学連大会の私物化であり、学生大衆蔑視も甚だしい! 石田が謝罪し自己批判すべきは、数十名の学生だけでなく、党と階級全体ではないのか!
 石田の女性差別・抑圧的支配の告発を知りながら、「自分たちには『多忙』で『水準が高い』石田を批判する資格はない」などと擁護し、免罪してきた学生指導部も同罪である。まさにこれこそが、女性差別への告発・糾弾が握り潰されてきた構図そのものではないか!
 石田は、昨年末以来、関西における女性差別・性暴力と組織的隠蔽を、舌鋒(ぜっぽう)鋭く「批判」し、「女性解放のイデオローグ」として登場してきた。しかし、その中で石田の女性差別と性暴力が告発された。その実態は、女性差別者・加害者であったのだ。中国侵略戦争阻止の反戦闘争と革命運動に人生をかけて決起した青年・学生・女性たちへの許し難い裏切りである。
 さらに、35全総で決定的に現れたのは、石田一派の労働者階級蔑視である。労働者党員を見下し、マルクス主義とはかけ離れた「理論水準」なるもので優越感に浸り、能力主義・エリート意識を満展開させ、労働者同志からの真摯(しんし)な批判から目を背け続け反革命化した。
 石田一派による女性差別の隠蔽も、「こんなことは知らないだろう」と党員を支配するためにフェミニズムを革命的女性解放闘争に紛れ込ませることも、女性党員を先頭とする決起で粉砕された。
 革共同女性解放組織委員会は、自らの生まれ変わりをかけて、石田反革命粉砕を断固として闘い抜く。党の根幹において、石田真弓を生み出すような女性解放闘争と女性指導部建設の放棄と居直りを真剣に見据え、総括することから絶対に逃げない。「男性中心の党組織の防衛」のために、女性の告発・糾弾を抑えつけ、黙らせるということが、革命運動の内部で実際に発生してきた事実を絶対に曖昧にしない。
 革命的女性解放闘争の創成をともに闘いとろう!

「青年・女性・学生の党」建設へ最先頭に立って闘い抜く
 マルクス主義青年労働者同盟中央執行委員会

 マル青労同は今、怒りに燃えている! 35全総で行われた、元政治局員・SOB議長の石田真弓を頭目とする反革命的蜂起を許すことは絶対にできない。
性暴力の隠蔽が反革命蜂起の核心
 この反革命の核心は、石田の明々白々な性暴力を隠蔽し、石田を擁護・免罪することだ。石田が被害者に対して何をやってきたのか、石田本人はもちろん、反革命蜂起に与した者たちが知らないとは言わせない! その大罪をごまかすために論点をすり替え、現政治局への不信をあおって組織された蜂起など絶対に認められない。
 政治局の一員として34全総で革命的女性解放闘争の路線を提起しながら、実際には自己の変革をすり抜け、全党を裏切った石田のあり方を絶対に許すことはできない! 35全総の場において、反革命に与したSOBは労働者同志に対して「理論水準が低い」などとわめき散らしたが、性暴力の加害者を理屈をこねくり回して擁護することが「水準が高い」のか。「アウティング反対」を振りかざして、革命党内の「権威」を利用した性暴力を隠蔽することが「水準が高い」ことなのか。その主張は、米兵の性暴力を「被害者保護」を口実に隠蔽した日本政府とどこが違うのか!
 革共同において、恥ずべきことに「革命党幹部」による女性差別・性暴力が繰り返され、その組織的隠蔽と免罪が行われ、徹底的な自己批判も組織的総括もなされてこなかった歴史がある。被害者は抑圧され、告発者が「組織破壊者」として圧殺されることも繰り返されてきた。関西女性差別事件―34全総の過程で、この現実に対する徹底的な告発と糾弾が、三十数年にわたり党内の性暴力、女性差別・抑圧と闘い抜いてきた女性同志から突きつけられた。革共同はこの命がけの告発・糾弾の提起を自らに刻みつけ、とりわけ男性同志の変革が問われていることを鮮明にさせ、身を切る議論の中で組織の根本的な変革へ闘いを開始した。さらに、血債の思想を再確立して「連帯し、侵略を内乱へ」の路線を実践し、8・6広島闘争の大勝利をかちとった。そうして女性同志を先頭に「政治と暴力の奪還」を実現してきた。
 マル青労同は、学生の同志たちが「4・28事件」の総括や今年の3・8国際婦人デー闘争の提起を切り開いてきたこと、また中国侵略戦争阻止を貫く実力闘争に決起する姿を見て、その理論に学び決起に続こうと必死に食らいついてきた。
 しかし、この反革命蜂起の中でさらけ出した学生同志たちのあり様はいったいなんだ! 石田は自らの性暴力を見据えて自己批判することもできず、ごまかそうとする姿を議場でさらした。そして反革命に与した者たちが差別者・加害者である石田に怒りを向けることもない姿を見た瞬間、35全総に集った同志たちは何が起きているのかを一瞬で理解し、反革命の打倒へ決起した。それは、34全総路線と革命的女性解放闘争の核心が全党的につかみとられてきたからこそ実現した革命的決起だった。
 この過程では、反革命に与した関西のSOBが卑劣にも反革命蜂起を関西女性差別事件における「11・28蜂起」になぞらえ、「第二の11・28蜂起」だと正当化しようとする許しがたい言動もあった。しかし、被害当該の同志をはじめとして、この蜂起は石田の数々の性差別・抑圧、性暴力を開き直る度しがたい裏切りだと見抜かれ一蹴された。関西SOBは関西組織問題からいったい何を学んだのか。ふざけるな!
マル青こそ10・5闘争に全力で立つ
 女性解放とは共産主義そのものだ。「当該とともに闘う」とは、共産主義=全人間解放に向かって、血の叫びを共にして「当該以上に」差別と帝国主義に怒り、闘うということだ。それこそが共産主義の内実をつくりだすのだ。
 我々マル青労同、特に中執は組織の中に関西女性差別事件における差別者・二次加害者を生み出し、組織としても加担したことを認め、謝罪し、自己批判と根底的変革を開始した。女性同志たちの身を切る決起に対し、女性解放をプロレタリア革命・共産主義と不可分一体のものとして捉え、絶えざる自己変革と飛躍を緊張感をもって闘ってきた。石田やSOBの同調者は組織の力を自己の力とはき違え、自ら犯した女性差別を居直り、党を破壊しようとした。党を、労働者階級を、我々をなめるな!
 我々は一歩も後退しない。差別・抑圧・戦争の元凶である帝国主義の打倒へ、あらゆる反革命・反動を踏みしだいて革命へ突き進む。10・5反戦闘争で首都を席巻する実力デモを爆発させ、11・2労働者集会の大成功に向けてマル青労同こそが責任をとり、全力で闘いに立つ。そして、この中から青年・女性・学生の党を建設する。革命的女性解放闘争の発展をかけて石田反革命を完全打倒し、米日帝国主義の中国侵略戦争阻止へ突き進もう!

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