大坂奪還へ霞が関デモ 高裁に署名を突き付け

週刊『前進』04頁(3424号04面02)(2025/12/01)


大坂奪還へ霞が関デモ
 高裁に署名を突き付け

(写真 懲役20年の一審不当判決を弾劾し「大坂正明さんは無実。即時解放せよ」「高市戦争政権打倒」と訴えて霞が関デモ【11月20日 東京・千代田区】)

 「無実の政治犯 星野さん大坂さん全国救援会」は11月20日、大坂正明さん奪還へ、東京高裁への申し入れ行動を闘った。
 この日は午前中に改憲・戦争阻止!大行進東京が呼びかけた国会闘争があり、救援会も共に闘った。「台湾有事は存立危機事態」と中国侵略戦争への突入を宣言した高市政権と真っ向から対決し打倒することなくして、いかなる闘いの前進もない。国会闘争を闘い抜いた勢いで、霞が関デモに決起した。日比谷公園に70人の仲間が集まった。参加者は、「8・6広島暴処法弾圧裁判の不当判決は、高市戦争突撃政権のなりふり構わぬ戦時弾圧だ。高市を打倒し、大坂さんを取り戻そう」と口々に決意を表明し、力強いデモで霞が関を席巻した。
 続いて東京高裁前で街宣行動を行った後、午後3時から東京高裁申し入れ行動を行った。星野大坂全国救援会、同東京西部、東京東部、神奈川、千葉、関西連絡会の6通の申入書を読み上げ、①無実の大坂正明さんを即時解放せよ、②一審懲役20年判決を許さない!東京高裁は事実調べを行え、③大坂さんの命と健康を守れ、と要求を突きつけ、全国から寄せられた681筆の署名を提出した。
 高裁申し入れ行動は今年4回目で、計5482筆の署名を裁判所に突き付けた。当初は申入書や署名を係属部(高裁第5刑事部)の裁判長に届けることさえ拒否する姿勢を示していた裁判所も、救援会の継続した闘いで、この日は訟廷管理官が「届けます」と明言した。救援会の大衆的な闘いが裁判所を追い詰めている。控訴審開始までに1万人署名を何としても集め、大坂さんを奪還しよう。
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