マルクス主義青年労働者同盟 新年の決意 青年こそ「内乱」の先頭に 中国侵略戦争阻む決戦へ荒々しい反戦闘争の波を

週刊『前進』04頁(3429号02面01)(2026/01/12)


マルクス主義青年労働者同盟 新年の決意
 青年こそ「内乱」の先頭に
 中国侵略戦争阻む決戦へ荒々しい反戦闘争の波を

(写真 昨年の10・5渋谷反戦デモでは、革命的女性解放闘争を自らに刻み付けた組織変革の地平で、青年がヘルメットデモの先頭に立った)

 2026年は、米日帝国主義による中国への侵略戦争を阻止する決戦の年だ。昨年末に発表された米国家安全保障戦略(NSS)は、米帝の中国侵略戦争―世界戦争戦略そのものである。1月3日のベネズエラ侵略はその発動であり、帝国主義の本性をむき出しにした。まさに「世界戦争か革命か」の時代だ。マルクス主義青年労働者同盟は、革命的女性解放闘争の旗を自らの基軸に打ち立ててきた昨年の地平をさらに推し進め、「高市打倒」「中国侵略戦争阻止」の闘いの先頭に立つ決意だ。すべての青年労働者はともに闘おう!

戦争国会包囲・粉砕する実力闘争に立つ

 米国防総省は昨年12月23日、中国の軍事力に関する年次報告書を公表した。そこでは、「中国が27年末までに台湾における戦争に勝利できると見込んでいる」「米本土をますます脆弱(ぜいじゃく)にさせている」と打ち出している。米帝は自らの存亡をかけ、「絶対にやり抜かなければならない戦争」として、中国侵略戦争―世界戦争を位置づけている。
 その「戦略」を打ち出したのが12月5日公表のNSSだ。全帝国主義は、このNSSへの対応を迫られている。とりわけ、日帝は米帝から、「第1列島線(九州南部―沖縄―台湾―フィリピンを結ぶライン)防衛は日本の責任」と突きつけられている。その中で日帝・高市政権は、むしろそれをもテコに中国に対して単独でも戦争ができるような巨大な軍事国家への転換、戦前のような「本来の」帝国主義としてのあり方への転換を実現しようとしている。
 すでに高市政権は、軍事費の国内総生産(GDP)比2%化のための補正予算を組み、今年度の軍事費を約11兆円まで積み上げた。そして安保3文書改定に向けて、今夏にも骨子を策定することを打ち出している。これは8月末に予定されている27年度予算の概算要求での、さらなる軍事費増額・大軍拡を見越したスケジュールだ。米帝から要求されている20兆円、30兆円規模の大軍拡へと突き進んでいるのだ。
 中国侵略戦争はすでに「始まっている」のだ。だからこそ、高市は中国との政治的・軍事的対立がどこまで激化しても構わないと開き直っている。11月に国会で「台湾有事は存立危機事態」と答弁し、これに対する中国の撤回要求を拒否し、「レーダー照射」事件のように自衛隊と中国軍のギリギリの軍事的緊張を生み出してきた。「交戦状態」に突入しても構わないと考えているからこその動きなのである。高市は、まさしく中国侵略戦争―世界戦争の放火者として登場しているのだ。
 今年は中国侵略戦争を阻止できるか否か、まさに決戦の年だ。野党の総屈服状況の中で、過去最大の9兆円超の軍事予算が決定されようとしている。長射程ミサイルや無人機の大量導入、次期戦闘機開発などが計上された、まさに「中国侵略戦争遂行予算」だ。この戦争国会を粉砕する闘いは反戦闘争の要だ。通常国会の開会日は1月23日であり、闘いは年初から決戦を迎える。祖国防衛主義―戦争翼賛に総転落した戦争国会を怒りで包囲・粉砕する実力の闘いをつくり出そう。青年の大結集で1・31新宿反戦デモの内乱的爆発をかちとろう。

日帝・高市を打倒し世界革命切り開こう

 私たちは資本主義の「最高の段階」としての帝国主義の時代を生きている。帝国主義である限り、必然的に侵略戦争、帝国主義同士の争闘戦を生み出す。「帝国主義打倒」抜きには、「反戦」を貫くことも、戦争をなくすこともできない。私たち労働者階級が対置すべきは、世界戦争に必然的に至る「帝国主義のもとでの平和」ではなく、帝国主義を打倒する世界革命だ。
 戦争とは帝国主義の矛盾がとことん激化したものであり、革命はこの矛盾の激化によって呼び起こされる被抑圧階級の怒りの爆発と大衆的行動なしには実現することはできない。帝国主義の侵略戦争は、必ずパレスチナ人民の蜂起のような被抑圧民族の抵抗闘争と、その発展形態である民族解放・革命戦争を呼び起こす。同時に、帝国主義国内の労働者階級にも巨大な災厄をもたらす。米日帝が中国侵略戦争を決断し突き進む26年は、激しい危機の時代であると同時に、革命の「チャンス」をもたらす時代でもあるのだ。
 そして、日帝・高市打倒は日本労働者階級の責務だ。日帝は台湾を50年にわたって植民地支配し、中国大陸に100万もの侵略軍を送り込んで延々と虐殺・略奪を繰り広げた。その日帝が「台湾有事」などと言うこと自体が到底許されない。私たちは、かつて日本労働者階級が侵略戦争を阻止できず、残虐な侵略の先兵となった歴史を二度と繰り返すわけにはいかない。だが、日帝を打倒し、中国侵略戦争における「前線国家」が崩壊するならば、米帝の存亡をかけた国家戦略の核心を打ち砕き、中国侵略戦争を阻止することができる。世界革命の動向を決める決定的な位置を、日本労働者階級は占めているのである!

差別・排外主義と闘い女性解放闘争推進を

 帝国主義を打倒する闘いをやり切るためには、差別・排外主義との意識的で自覚的な対決が必要だ。帝国主義は没落を深める中で、その支配の貫徹のためにも女性差別をはじめとした差別・排外主義を絶えずふりまく。中国侵略戦争への突入情勢下において、この攻撃は極限的に激化する。そして、その矛盾を最も背負うのは青年だ。私たち青年こそが差別・排外主義と戦争の元凶=帝国主義に根底から怒り、荒々しい闘争で侵略を内乱に転化しよう!
 マル青労同は昨年、組織内での性暴力と加害者の擁護・隠ぺいに対して、組織の変革をかけて命がけの告発・決起をした当該同志を先頭に、革命的女性解放闘争の旗を組織の基軸に打ち立ててきた。革命的女性解放闘争を闘いとり、プロレタリア世界革命、帝国主義打倒の内乱を組織できるマル青労同への変革をかけて闘ってきた。帝国主義打倒をやり抜ける党を求める当該同志の渾身(こんしん)の決起から開始された革命的女性解放闘争創成の闘いの中で、差別・排外主義との闘いの価値創造性をつかんできた。
 そして中国侵略戦争阻止の実力闘争に決起する中で、革命に勝利する主体になるために自らと組織の変革をかちとってきた。新たな世代の指導部を生み出し、昨年大会の成功をかちとった。
 革命的女性解放闘争をさらに推し進め、中国侵略戦争阻止・高市打倒の大闘争をつくり出そう! 闘う中国・アジア人民と連帯し、日帝による侵略戦争を自国帝国主義打倒の内乱へ! 闘う青年労働者はマル青労同に結集し、反帝国主義・反スターリン主義世界革命の突破口をともに切り開こう。
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