1・11三里塚団結旗開きから

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週刊『前進』04頁(3430号04面03)(2026/01/19)


1・11三里塚団結旗開きから

(写真 軍事空港粉砕、農地死守へ向けて集まった200人が団結ガンバロー【1月11日 千葉県山武郡芝山町】)

三里塚の力で高市を打倒する26年に
 三里塚芝山連合空港反対同盟 伊藤信晴さん

 米帝・トランプや日帝・高市の中国侵略戦争が激しく展開されています。この情勢の中で三里塚では昨年、耕作権裁判の一審判決が出されましたが、これは19年間争ってきた場所の特定の問題を一切無視して、市東さんが借りているのは明らかだから返せという、あまりにひどい暴論です。
 「第2の開港プロジェクト」と「エアポートシティ」構想では、広大な農地を奪い、多古・成田に物流拠点を造ると言っています。このようにして、一挙に成田の兵站(へいたん)基地化が進んでいます。そして市東さんの農地を奪い、北総30万の人民に朝5時から深夜1時まで、想像を絶する騒音重圧を加えるのが空港機能強化策です。
 しかし、市東さんは一昨年の農地強奪にもひるまず農作業にも闘争にも精いっぱい闘い抜いています。また中野国交大臣が「26年3月までに用地取得のめどをつけろ」という厳命を出しましたが、住民は今年も新滑走路予定地内に田んぼをつくり、闘いぬく決意を表しています。さらに飛行差し止め訴訟150人の原告団の中から30人が私たち反対同盟の拡張阻止の裁判に加わり、1月20日には意見陳述までしてくれます。
 私たちが今あるのは、「成田軍事空港粉砕、農地死守、実力闘争」の基本原則を守り抜いてきたからです。今こそ徹底的に闘い、皆さんと共に、三里塚の力で高市を打倒する26年にしようではありませんか。

同盟結成以来60年の揺るぎない勝利
 三里塚芝山連合空港反対同盟 萩原富夫さん

 三里塚闘争は1966年7月反対同盟結成以来、国家暴力による農地強奪に立ち向かい、軍事空港建設反対を掲げて闘い続けて60年という節目の年を迎えた。71年強制収用攻撃、78年暫定開港、83年同盟分裂など幾多の困難と攻撃を打ち破ってきた。そして2023年2月強制執行による天神峰農地強奪攻撃は、市東さんの不屈の闘魂と我々の団結ではねかえし、生活と農業を守り抜き勝利した。東峰・天神峰の闘う農民を敷地内に内包させた空港など決して完成とは言えない。ここに三里塚闘争60年の揺るぎない勝利がある。
 巨大な物流拠点建設と3500㍍滑走路建設は、有事となれば軍事拠点となる戦争準備である。絶対に許してはならない。
 騒音や落下物など被害を受ける周辺住民とともに「空港拡張差し止め訴訟」「夜間飛行差し止め訴訟」を闘おう。
 帝国主義的侵略と戦争の復活に対して世界中の人々が立ち上がっている。パレスチナ人民虐殺弾劾! 軍国主義の高市政権打倒! 世界の闘う人民と連帯して成田軍事空港粉砕へ闘おう!
 再びの沖縄戦を許さない反戦・反基地闘争を全国で闘おう! 反原発闘争、反差別闘争、農民闘争を共に闘おう!
 南台農地強奪を許さない耕作権裁判控訴審闘争に勝利しよう! 3・29芝山現地闘争に結集しよう!
(闘争宣言2026抜粋)

米国家安保戦略の核心うち砕く闘い
 革命的共産主義者同盟  秋月丈志書記長

 革共同は26年の三里塚大決戦を総力を挙げて闘い抜く決意です。
 昨年秋の三里塚全国集会の中止について、苦渋の決断を反対同盟の皆さんに強いたことを心からお詫びします。その責任にかけて、三里塚闘争と革共同の59年に及ぶ血盟にかけて、三里塚闘争を全力で闘います。
 昨年、革共同は革命的女性解放闘争の徹底的な推進を軸に、私を先頭に徹底的な自己批判と変革をかけた討議を進めてきました。その闘いをやりきって、年頭からアメリカ帝国主義のベネズエラ侵略戦争という形で始まった中国侵略戦争―世界戦争に対して、総力で闘いを進めています。
 アメリカ帝国主義は国家安全保障戦略(NSS)で「アメリカの外交努力はどこに集中すべきか。日本や同盟国の空港や港湾を自由に使わせるようにする」と書いています。国家安保戦略の要中の要の位置にこの三里塚闘争があり、三里塚闘争は日本帝国主義の中国侵略戦争―世界戦争を阻止する決定的な闘いだということです。
 だからこそ、市東さんの農地を守り抜く闘い、三里塚軍事空港を粉砕する闘いは、アメリカ帝国主義の国家安保戦略の核心を打ち砕く闘いでもあります。
 そういう巨大な意義を持った三里塚闘争を私たちは「闘う中国・アジア人民と連帯し、日帝の中国侵略戦争を内乱に転化せよ」のスローガンのもと、三里塚反対同盟や動労千葉とともに、血みどろになって闘い抜くことを決意します。

全学連は三里塚に学び、組織し、闘う
 全学連書記次長 渡辺祥英さん

 26年はベネズエラ侵略戦争から始まりました。私たちは大行進とともに、攻撃があった24時間後にすかさず緊急行動を行い、7日にもアメリカ大使館前抗議行動をやりました。
 米帝・トランプは「国際法は必要ない」と言い放ち、ベネズエラだけでなく中南米、中東、東欧、何より中国・東アジアを侵略の戦火で燃やし尽くそうとしている。この戦争に対して、心からの怒りをもって立ち上がらなければなりません。反対同盟の市東東市さんは生前、「階級的憎悪の強弱によって闘いは決する」と述べていたと聞きます。今こそ憎悪をたぎらせようじゃないですか。
 闘争宣言の「三里塚闘争60年の揺るぎない勝利」という言葉に、身が引き締まる思いです。この情勢で三里塚闘争は決定的です。成田空港から、市東さんの農地から爆撃機が飛んで中国の人々を焼き殺す、こんなことは絶対に許せない。
 日本と全世界の学生は三里塚闘争に決起し、反戦闘争を闘ってきました。全学連は26年決戦を通じて、この日本階級闘争の戦闘的伝統を何としてもよみがえらせたい。三里塚に学び、三里塚で組織し、三里塚で闘います。南台農地死守、天神峰農地奪還、空港廃港、なによりも差別と戦争の元凶=帝国主義打倒までともに闘っていきましょう。

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