柏崎刈羽原発再稼働阻もう 1・25新潟怒りのデモへ

週刊『前進』04頁(3430号04面02)(2026/01/19)


柏崎刈羽原発再稼働阻もう
 1・25新潟怒りのデモへ


 柏崎刈羽原発6号機の再稼働が1月20日に行われようとしている。柏崎刈羽は世界最大級の原発であり、何よりも福島第一原発事故を起こした東京電力の原発である。断じて許せない!
 この攻撃は、米帝トランプが中国侵略戦争―世界戦争への突入を宣言し、ベネズエラ侵略として実際に開始した中で行われる。米帝は国家安全保障戦略(NSS)で「我々は、世界で最も強靭(きょうじん)で、信頼性が高く、現代的な核抑止力を望む」と述べ、中国侵略戦争を核戦争として想定している。米帝の核独占支配体制の再構築が策動されており、それは他帝国主義の軍拡競争・核軍拡に一層拍車をかける。中国侵略戦争―世界戦争へすべてが動き始めた中で、日帝・高市政権が命運をかけて柏崎刈羽原発の再稼働に踏み込んできた。中国侵略戦争阻止、全原発廃炉・帝国主義打倒へ向かって徹底的に闘い抜こう。

中国侵略戦争狙い核武装へ進む日帝

 柏崎刈羽原発の再稼働は第一に、中国侵略戦争と核武装(核共有)へまっしぐらに突き進む高市政権の最大級の攻撃である。
 ウクライナ戦争が始まった2022年、当時の岸田政権が「原発回帰」へ方針転換を行い、同時に敵基地攻撃能力の保有を強行し、沖縄・南西諸島をミサイル基地化し、戦場にする戦争を決断した。いま日帝は、米帝から「第1列島線」の前面で戦うことを突きつけられ、日帝単独でも戦争ができる巨大な軍事国家になろうとしている。昨年末に首相補佐官から「核保有発言」が飛び出し、公然と核武装が語られた。これが日帝の本音中の本音である。「非核三原則の見直し」で日本列島から核ミサイルを撃ち込むことまで決断しているのが高市政権である。
 第二に、日帝の再稼働・原発新増設、核燃料サイクルの推進を加速させる攻撃である。現に、花角英世新潟県知事の柏崎刈羽再稼働容認に続き、鈴木直道北海道知事が泊原発の再稼働を容認した。高市政権は、エネルギー政策を国家安全保障の中核と位置づけ、「安定的で安価」といって原発再稼働を全力で推進している。日経新聞は、昨年11月末に「原発停滞 14年の教訓」という特集を組んで「地元合意原則をなくせ」「電力会社に賠償責任を負わせるな」「最終処分地を国が決めろ」と主張し、再稼働と核燃料サイクルを加速させることを要求した。これが日帝支配階級の本音である。日本の原発政策は核燃料サイクル=プルトニウム製造を前提にしている。工事完成の目途が30年も立たない再処理工場、破産した高速増殖炉などにもかかわらず、巨額の国費をつぎ込んで核燃料サイクルに固執している。すべては核武装・核技術の維持のためである。その先に引き起こされたのが福島原発事故ではなかったか! 原発再稼働との闘いは戦争に向けた国益主義・国家主義の扇動との闘いそのものだ。

フクシマの怒りを今こそ解き放て!

 第三に、東京電力を救済し、フクシマの怒りを圧殺する攻撃である。東電は福島第一原発事故の加害企業である。福島の被害への賠償もまともに行わず、多くの人の人生を奪い、生業を奪い、全てを奪ってきた。そのことへの反省がない東電が再稼働することなど、断じて認められない。
 東電は再稼働のために、新潟県に1000億円を拠出するという。「再稼働が経営再建の鍵」と宣伝しているが、東電は国などから24兆円もの公費援助を受けている破綻企業だ。柏崎刈羽の再稼働をなぜ急いだのか? 11年3・11から15年、「東電も許された」という仮象をつくり、原発推進・核燃料サイクル推進にまい進するためである。そのためには原発事故と闘うフクシマの怒りを圧殺することが、日帝にとって絶対的条件である。
 12月2日、高市首相が福島県を訪問し、帰還困難区域の避難指示解除と汚染土の全国拡散を表明した。高線量区域にも住民を帰還させ、「福島での放射能被害の影響は終わった」とキャンペーンし、基準値の80倍もの線量の汚染土を全国にばらまこうとしている。今も続いている放射能による健康被害(これからますます深刻化する)を拡大する政策でしかない。
 柏崎刈羽原発の再稼働を許さず、フクシマの怒りを先頭に15年目の3・11反原発福島行動へ決起しよう。

高市政権を打倒し全ての原発廃炉に

 新潟県知事の再稼働容認、県議会での追認に県民は誰ひとり納得していない。無責任な県議会での審議など、全てが粉砕の対象だ。われわれは再稼働を断じて認めず、全原発の廃炉へ闘い続ける。
 「1・25再稼働反対!怒りのデモin新潟」に結集し柏崎刈羽再稼働絶対反対・全原発廃炉の怒りをたたきつけよう。この闘いは、3・11反原発福島行動と一体で福島の怒りと連帯する闘いであり、何よりも中国侵略戦争阻止・高市政権打倒、東電解体の闘いである。われわれの怒りは、全原発廃炉と日帝・高市打倒までやむことがない。
 新潟県内の労働者人民の皆さん、そして全国の皆さん! 怒りのデモへの大結集を訴えます。
(革共同新潟県委員会)

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柏崎刈羽原発の再稼働反対!
1・20東電本社抗議行動
 1月20日(火)午後4時 東京電力本社前(東京都千代田区内幸町1丁目1―3)
 呼びかけ 改憲・戦争阻止!大行進東京/すべての原発いますぐなくそう全国会議東京

1・25怒りのデモin新潟
 1月25日(日)午後2時 万代市民会館6階大ホール(新潟市中央区東万代町9―1) 
 主催 改憲・戦争阻止!にいがた大行進

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