高市政権の中国侵略戦争阻む 洞口区議、杉並区長を追及

週刊『前進』04頁(3435号02面01)(2026/02/23)


高市政権の中国侵略戦争阻む
 洞口区議、杉並区長を追及

(写真 質問に立つ洞口朋子区議)

 杉並区議会第1回定例会で2月18日、洞口朋子議員が一般質問を行いました。2・8総選挙直後の区議会で革命的議員がどのような立場で登場するのか、議場全体が注目する中、洞口議員は次のように訴えました。
 「今回の総選挙は歴史の大きな分かれ目となりました。自民単独で国会の3分の2を占める戦後史上初の事態です。高市政権は、改憲と大軍拡を柱に『国の根幹を大転換させる』攻撃を急ピッチで進めようとしています。しかし、労働者人民の根底的な怒りは必ず爆発します。消費税減税や賃上げ、生活改善などの空約束は早晩破綻します。『防衛増税』も4月から始まります。沖縄をはじめ南西諸島―日本全土を中国侵略戦争の前線基地として軍事要塞(ようさい)化し、まさに『第1列島線』で中国軍を撃滅する体制を今年から来年にかけてつくりあげる。これが自民党の掲げる『日本列島を強く豊かに』の中身です」
 「この戦争の最大の原因は、圧倒的な軍事力・経済力をもって第2次世界大戦後の世界を支配し続けてきたアメリカ帝国主義の歴史的没落です。トランプ政権と高市政権は『世界第2位の中国』を今のうちに始末して、帝国主義のもとに市場・資源・勢力圏を分捕ろうと侵略戦争を構えている。その最前線に日本の労働者人民を動員しようとしています。主体的かつ積極的にこの中国侵略戦争を担い、世界戦争の放火者として登場しているのが高市政権ではありませんか」
 このように喝破した上で、岸本聡子区長に対してその政治姿勢を問いただしました。①高市首相による防衛費の国内総生産(GDP)比3・5%、さらには5%に増額しようとする軍備拡大政策について。②「安保3文書」の改定は、「台湾有事」に自衛隊が前面に立って中国侵略戦争に向かう根拠にしようとするものではないのか。③戦争の最前線に送られることになる自衛隊員の入隊激励会の会場を杉並区が提供し、区長自らが出席していることは許されない——こうした点について岸本区長の見解を求めました。
 岸本区長は「安保防衛政策や外交については国の専管事項であり、意見を述べることは差し控える」と逃げの答弁を行いました。さらに、杉並区の自衛隊員の入隊激励会については、今年も区が会場を提供し、区長も出席することが明らかになりました。
 洞口議員は再度質問に立ち、「区長は議会内外で平和について色々と述べているが、〝平和を語るだけで日本は守れるか〟という極右・高市政権に対し、抽象的な平和を要求しても戦争は止められない。それどころか、国家主義・国益主義・愛国主義・排外主義に取り込まれてしまう。高市政権が具体的に中国侵略戦争に突入していることを命がけで阻み、戦争を不可避とする帝国主義を打倒しなければならない。区長は明確に反対の意思を示すべき」と徹底追及し、中道改革連合の候補を応援した岸本区長の姿勢を問いただしました。
 これに追い詰められた岸本区長は高市政権による中国侵略戦争突入という点については問題をはぐらかし、「原発についてはできるだけ早い撤廃を実現することが私の考え」「安全保障政策についてはどこでも見解を述べたことはない」などとしどろもどろの答弁に終始しました。総選挙で大敗した中道改革連合などのリベラル派の崩壊の中、これに頼ってきた岸本区長の不様な姿が完全に暴き出されました。
 この日、国会では第2次高市政権が発足し、改憲・戦争阻止!大行進が戦争国会粉砕の闘いに立ち上がりました。この闘いと一体で、議会の中から高市自民党による中国侵略戦争を止める闘いがたたきつけられました。2・11高円寺反戦デモ―2・15荻窪での三里塚反戦デモの高揚を引き継いで、洞口議員と共にさらなる革命的大衆行動の爆発を杉並から勝ち取っていきましょう。
(改憲・戦争阻止!大行進杉並 伊藤昌樹)
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