国鉄闘争勝利へ各地で集会

週刊『前進』04頁(3435号02面02)(2026/02/23)


国鉄闘争勝利へ各地で集会

JR引きずり出す決戦へ
 九州 総連合先頭に決意

(写真 1047名解雇撤回へ決意を固めた【2月15日 福岡市】)

 福岡県労組交流センターは2月15日、福岡市内で「国鉄1047名解雇撤回!中国侵略戦争阻止!2・15九州国鉄集会」を開催しました。冒頭の主催者あいさつで柴田利博代表は「総選挙の結果でも明らかだが『中道』はありえない。戦争か、革命かが本気で問われている」と語り、「国鉄闘争は井手正敬・深澤祐二の証人採用に迫り、『勝利まであと一歩』から『あと半歩』へ踏み出した。必ずJRを引きずり出し、解雇を撤回させよう!」と訴えました。
 続いて動労総連合・九州の羽廣憲委員長が基調報告を提起しました。羽廣さんは、国家・資本の総力を挙げた労組つぶしとして行われた国鉄分割・民営化に対し、動労千葉がストライキに立って団結を維持し、1047名が不当解雇撤回の声を上げたことが「敵にとっての最大の破綻点」だと強調しました。そして、その地平が組合つぶしの不採用名簿作成という真実を暴き出し、ついに「時効」での逃げ切りを許さずJR経営陣を法廷に引きずり出そうとしていることを確認。自身を含めた元国労闘争団も本部の屈服を打ち破って動労総連合に結集し、闘い続けていることがJRの主導する労働基準法改悪を押しとどめる力にもなっていると語り、「今こそ国鉄闘争の地平で産業報国会化する連合を打ち倒し、その力で中国侵略戦争を阻止しよう」と訴えました。
 さらに、差別・排外主義を打ち破り、戦争を引き起こす資本主義・帝国主義そのものを打倒して社会の根底的変革をかちとるためにこそ分割・民営化絶対反対を貫いてきたと語り、「いよいよJRを引きずり出す決戦として、第3回控訴審に全国結集で駆けつけよう!」と熱烈に訴えました。
 動労総連合・九州の組合員や各共闘団体の仲間が、1047名解雇撤回の勝利へ立ち上がる決意を表明。最後に、陸上自衛隊健軍駐屯地への長射程ミサイル搬入実力阻止の闘いへ総力決起することを確認し、団結がんばろうで締めくくりました。
(福岡県労組交流センター・山本進)

動労千葉・中村副委員長が講演
 北海道 運動の力で勝利を

(写真 動労千葉の中村副委員長が講演【11日 札幌市】)

 札幌市内で2月11日、国鉄闘争全国運動・北海道が主催する「2・11北海道国鉄集会」が開催されました。
 国鉄闘争全国運動呼びかけ人の浅川雅己さんが開会あいさつを行いました。浅川さんは、鉄道という生活インフラを破壊して戦争に突き進んでいる現状に警鐘を鳴らし、大衆的実力闘争への参加の道があることを多くの人に提示していこうと訴えました。
 続いて、動労千葉副委員長の中村仁さんが講演しました。中村さんは国鉄採用時から解雇に至る経緯を振り返り、不当解雇への怒りを持って闘い続け、必ず職場に戻る決意を明らかにしました。労働委員会や裁判での闘いの経過、特に1月23日の第2回控訴審での決定的な勝利の内容を詳しく説明し、これは法廷内の闘いだけでなく全国の労働者の運動の力で切り開いた地平だと語りました。参加者は大変力づけられ、闘いの決意を新たにしました。
 東京で行われた2・8国鉄集会に参加した国鉄闘争全国運動・北海道のメンバーから報告を受け、中村さんへの質問や意見交換が活発に行われました。
 基調報告を自交総連SKさくら交通労働組合の河野晃興委員長が行いました。元首相・中曽根康弘が目指した戦争のための国づくりを国鉄闘争は39年間阻んできたと述べ、国会で3分の2を取った高市の改憲攻撃に対し、闘う労働組合を復権させて今こそ中国侵略戦争阻止の反戦闘争を闘おうと訴えました。
 連帯あいさつが地域合同労組委員長、関西生コン支部を支援する北海道の会代表、自交総連SKさくら交通労組執行部の仲間、婦人民主クラブ全国協北海道支部代表からあり、それぞれが闘いの決意を熱烈に表明しました。討論では反戦闘争の爆発のために何が必要なのかをめぐり真剣な意見交換が行われました。
 北海道国鉄集会は毎年2月に欠かさず開催されています。「勝利まであと半歩」に迫る中、北海道の労働者は国鉄闘争勝利の日まで闘い続けます。
(北海道労組交流センター事務局・尾森宏行)

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