動労千葉 スト配置し26春闘へ ダイ改・外注化と闘う決戦方針

週刊『前進』04頁(3437号02面01)(2026/03/09)


動労千葉 スト配置し26春闘へ
 ダイ改・外注化と闘う決戦方針

(写真 総括答弁で関委員長は、戦争阻止を闘いの根幹に据え、高市と対決して反戦春闘を闘おうと訴えた【2月28日 千葉市】)


 動労千葉は2月28日、DC会館で第91回定期委員会を開き、ストライキを配置して26春闘を闘う方針を決定した。
 あいさつに立った関道利委員長は、アメリカ帝国主義が国家安全保障戦略(NSS)のもと中国侵略戦争に突進し、高市政権が安保3文書改定などの戦争政策を強行していることを弾劾し、JR東日本が先頭に立って進める労働法制改悪も戦争と一体だと強調した。
 さらに、国鉄分割・民営化と闘い団結を守り抜いた動労千葉には、果たすべき大きな役割があると訴えた。1047名解雇撤回裁判で、動労総連合が求める証人尋問を「検討する」と明言した東亜由美裁判長が、東京高裁から転出させられようとしている事実に触れた関委員長は、そこまでして闘争をつぶそうと狙う国家権力との力勝負に勝ち切ろうと声を強めた。
 また、昨年、千葉機関区が廃止されて隅田川機関区千葉派出に再編された貨物職場で、さらに人員が削減され過酷な労働が強いられようとしていることに怒りを示し、この攻撃との対決を軸にダイヤ改定時の闘争を設定すると表明した。
 関委員長はまた、JRで続発する重大事故の元凶は外注化だと力説した。JR東日本社長の喜㔟陽一は外注化の破綻を自認しつつも、鉄道業務を一層ないがしろにするJR大再編に突き進んでいる。こうして現場の業務を破綻させてもなお、65歳以上の再雇用から動労千葉組合員を排除し続けるJRの攻撃を打ち破ろうと関委員長は訴えた。そして、春闘を全力で闘う中から、組織拡大の展望をつかもうと呼びかけた。
 連帯あいさつで動労千葉を支援する会の織田陽介事務局次長は、1047名闘争でも、外注化の破綻という点でも、JR大再編を巡っても、追い詰められているのはJRの側だと述べ、動労千葉の闘いを全労働者のものにして国鉄闘争に勝利するため、支援する会は先頭で闘うと表明した。
 渡辺剛史書記長が運動方針を提案し、①外注化阻止―反合理化・運転保安確立の闘いを強化して26春闘を闘う、②1047名解雇撤回闘争の歴史的勝利を実現する、③中国侵略戦争阻止―高市政権打倒へ闘う、④11月労働者集会のさらなる発展をかちとる、⑤組織強化・拡大を実現する----を柱とする闘いの基調を打ち出した。
 そして、①3月14日のダイヤ改定から18日の賃金集中回答日、②車両の検査・修繕業務でJR本体に最後まで残った機能保全業務の外注化が予定されている4月1日、③JRの子会社・千葉鉄道サービス(CTS)の賃金回答が出される4月上旬----を山場にストライキを配置して闘う方針を明らかにした。また、久留里線の久留里―上総亀山間の廃止届を3月中に出そうとしているJRに対し、久留里線と地域を守る会と連帯して抗議行動に立つことをダイヤ改定時の重要な闘争として押し出した。
 討論では、外注化の破綻が現場から生々しく突き出された。運転職場の組合員は、頻発する倒木や動物と列車との衝突に何の対策も取らないJRを弾劾し、JR大再編の中で不安に駆り立てられている青年労働者の現実を報告した。CTS清掃職場の組合員は、大幅に人員が削減され、最低賃金すれすれの賃金で働かされていることに怒りを表した。CTSの検修部門に採用された正社員も、余りに賃金が低く次々に転職している状況だ。検修職場の組合員は、職場代表選挙で組合員数を上回る票を獲得したことを組織拡大につなげたいと意欲を示した。
 総括答弁で関委員長は、2001年の外注化強行以来、これと対決し続けてきた動労千葉の闘いに自信を持ち、会社が組織した社友会ではなく労働組合こそが必要だと訴えて組織拡大を実現しようと強調した。また、総選挙での高市の圧勝は資本主義・帝国主義の支配の破綻の始まりだと喝破し、とりわけ「発展途上国並みの賃金にして国際競争に勝つ」としてきた新自由主義の大破綻が戦争を招いていると力説した。そして、中国侵略戦争阻止・高市打倒を労働組合の闘いの根幹に据えて反戦春闘を闘おうと呼びかけた。
 その上で関委員長は、ダイヤ改定当日の3月14日午後3時から、DC会館で総決起集会を開くと宣言し、総結集を訴えた。

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3・14動労千葉26春闘総決起集会
 3月14日(土)午後3時
 DC会館(JR東千葉駅前)

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