米帝―帝国主義のイラン侵略戦争に怒りを! 3・20渋谷反戦デモへ 中国侵略戦争・世界戦争阻止!トランプ・高市の戦争会談粉砕
米帝―帝国主義のイラン侵略戦争に怒りを!
3・20渋谷反戦デモへ
中国侵略戦争・世界戦争阻止!トランプ・高市の戦争会談粉砕
米海軍横須賀基地を母港とするイージス艦「ミリアス」が沖縄県うるま市のホワイトビーチに2月13日に寄港後、3月2日、中東地域でイラン侵略戦争に参加、巡航ミサイル「トマホーク」を発射した。まさに横須賀・沖縄がイラン爆撃の出撃基地となっている。日本でイラン侵略戦争阻止の反戦反基地闘争を爆発させよう。このイラン侵略戦争開始の渦中で、革命的共産主義者同盟は第10回全国大会を開催し、昨年の党変革の地平に立って「アメリカ帝国主義の中国侵略戦争―世界戦争を反帝・反スターリン主義世界革命へ!」「連帯し侵略を内乱へ!」の闘いに猛然と突入した(詳報次号)。米帝の凶悪なイラン侵略戦争とトランプ・高市の戦争会談に対する怒りを爆発させ、3・20渋谷反戦デモに結集しよう!
イラン人民大虐殺許すな
米帝は、イランに先制攻撃を行い、女子小学校を巡航ミサイル「トマホーク」によって破壊した。小学校は授業中であったため、175人以上の女子児童・教員らが虐殺された。ばらばらになった遺体が袋に詰められた映像が流され、世界中に怒りが燃え広がっている。しかし、トランプは「イランの仕業」だと開き直り、米軍調査官が誤爆の可能性を認めた今なおイランを攻撃している。何が「イランは世界最大のテロ支援国家」(トランプ)だ。ガザで、今またイランで、無差別の人民大虐殺をやっているのは米帝だ!
米帝・イスラエルによる攻撃でイラン国内の死者は1332人に達している。米帝・トランプは3月7日にSNSで「完全な破壊と確実な死を検討している」と投稿し、イラン人民に爆弾の雨を降らせている。
国連安全保障理事会は11日、イランが報復として近隣諸国の米軍基地や石油貯蔵施設に攻撃したことを「強く非難」する決議を採択した。高市もイランの攻撃が民間施設を破壊し民間人の死者を出しているなどと非難しているが、絶対に許せない。一方的な先制攻撃、徹底した市民生活の破壊と無差別の殺戮(さつりく)、こうした帝国主義の凶悪な侵略戦争にイラン人民が立ち向かうのは当然だ。米帝・イスラエルに対して、イランはホルムズ海峡を事実上封鎖し、「米経済と世界経済を破壊する長期的消耗戦に巻き込まれる可能性を考慮すべき」(革命防衛隊)と警告している。圧倒的に強大な武力で侵略を続ける米帝に対し、被抑圧国のイランが石油を「武器」に抵抗することは正当な権利だ。帝国主義にはこれを非難する資格も権利も1ミリたりともない。
米帝・トランプは、不屈に闘うイラン人民を甘く見ている。イラン人民には1979年革命以来、米帝の中東支配の破綻を強制してきた民族解放闘争の力がある。イランは殺害された最高指導者ハメネイの後継に次男のモジタバを選出し、徹底抗戦を構えている。米帝は、イランの 「反米政権」転覆による中東の民族解放闘争の根絶と中東支配の再確立を目的とし、戦火を拡大させる以外にない。米帝(帝国主義)の中東支配・石油支配のためにイラン・中東人民を抑圧し虐殺し続ける侵略戦争をこれ以上許してはならない。帝国主義国プロレタリアートとしてイラン・中東人民への血債と連帯にかけて、3・20反戦デモに立とう。
中国転覆を狙うトランプ
トランプがなぜここまで凶悪な戦争に踏み込んでいるのか。その一切を規定しているのは、戦後世界体制の基軸国=米帝の大没落であり、米帝が「世界帝国」としての延命と巻き返しをかけて中国侵略戦争―世界戦争に突入していることである。米帝のイラン侵略戦争は、中南米に続いて、中東から中国をたたき出す戦争としてある。中国はイランとの関係を強め、イランを軸に中東への影響力を拡大してきた。米帝はこれを一気に軍事的に粉砕し、イラン・中東の石油に大きく依存する中国に決定的打撃を与えている。イラン侵略戦争は、中国侵略戦争―世界戦争の拡大そのものだ。
これに対して中国の王毅外相は、全国人民代表大会の会期中に行われた年次記者会見で、米中が「誠意と信義をもって向き合えば、2026年を中国と米国の関係にとって健全で安定的かつ持続可能な発展の画期的な年にできる」などと述べている。米帝のイラン侵略に対して中東で、全世界で命がけの闘いが始まっている中で、中国スターリン主義は帝国主義との平和共存を求め、帝国主義打倒の闘いを裏切る反革命として登場しているのだ。
米帝は「第1列島線に強力な拒否防衛体制を構築」(米国家防衛戦略)し、中国スターリン主義が「核心的利益の核心」とする「台湾の統一」を阻止し、台湾を米帝の勢力圏として奪い取ることを通して、中国スターリン主義を打倒する侵略戦争に突入している。もはや後戻りは絶対にできない。中国スターリン主義もまた、自らの延命のためには帝国主義に軍事力をもって対抗し、帝国主義の台湾強奪に対し台湾の「武力解放」を対置する以外にない。それは帝国主義の侵略戦争を阻止するどころか、帝国主義の侵略戦争に格好の口実を与え、促進していくものとなる。
中国侵略戦争とは米帝と中国スターリン主義が真正面から激突する戦争であり、世界戦争・核戦争が避けられない大変な戦争として現に進行している。この戦争を止める唯一の道は、帝国主義打倒の革命に立ち上がることだ。そしてそのためには、帝国主義打倒に敵対するスターリン主義も打倒する以外にない。3・20反戦デモを帝国主義打倒・スターリン主義打倒を貫く中国侵略戦争阻止の巨大な反戦闘争として闘おう!
連帯し侵略戦争を内乱へ
3・20反戦デモは、闘う中国・アジア人民と連帯し、日帝の中国侵略戦争突入を内乱に転化する闘いだ。
米帝は中国侵略戦争において、「第1列島線」を「死守する」その「第1次的責任」は日帝にあるとして、「米軍による港湾・空港その他の施設の自由使用」「防衛費の国内総生産(GDP)比5%への増加」「侵略抑止を目的とする能力(継戦能力)への投資」など従来のレベルをはるかに超える要求を突き付けている。日帝・高市は、この米帝の戦略に対応し、殺傷能力のある武器輸出の全面解禁など安保3文書の抜本改定、そして9条改憲に至るまで、日帝単独で戦争ができる巨大な軍事国家を一気につくろうというのだ。3月8日、熊本・陸上自衛隊健軍駐屯地に、中国大陸沿岸部を射程に入れた長射程ミサイル発射機などの搬入を、31日配備に向けて強行した。日帝が中国本土を再び攻撃することなど、中国人民への血債にかけて絶対に許してはならない。この日、改憲・戦争阻止!大行進九州などが実力抗議闘争に決起した。
こうした高市の中国侵略戦争突入は巨大な矛盾を爆発させずにはおかない。沖縄や広島・長崎をはじめとした労働者階級人民の怒りが渦巻いている。何より、日帝の侵略を受けたアジア諸国人民との関係で依然として大きな制約を受けている。さらに、米帝のイラン侵略戦争による原油価格の高騰、円安の急速な進行により、「食料品の消費税率ゼロ」も「中低所得層の負担減」ももはや問題にもならない。労働者階級にはさらなる物価高・生活苦と増税が襲いかかり、高市を「圧勝」へと押し上げた現状変革のエネルギーは高市への怒りに転化し始めている。高市がまだ独裁的権力も戦時体制も固め切れていない今が決定的だ。日本で、日帝の中国侵略戦争を阻止する反戦デモを大爆発させることが、反帝国主義・反スターリン主義世界革命の突破口を切り開く大きな力となる。
重要なことは、「闘う中国人民・アジア人民と連帯し、日帝の中国侵略戦争を内乱に転化せよ」の闘いを徹底的に貫くことである。日本の労働者階級人民の命がけの決起は中国、朝鮮、アジアと日本のプロレタリアートの間に真に国際的で階級的な団結を必ずや生み出す。それは、中国侵略戦争阻止・日帝打倒の闘いと、中国の労働者階級人民の中国スターリン主義打倒の革命との合流をつくり出し、プロレタリア世界革命の決定的突破口を切り開く闘いとなる。世界革命の壮大な展望を切り開く闘いとして3・20渋谷反戦デモを全力で闘い取ろう。