軍事空港粉砕!芝山デモ 強制収用攻撃絶対に許すな
週刊『前進』04頁(3441号01面02)(2026/04/06)
軍事空港粉砕!芝山デモ
強制収用攻撃絶対に許すな

(写真 「成田拡張=軍事空港粉砕!市東さんの農地を守ろう!」と訴え、第3滑走路の新設で大騒音下に置かれることになる沿道の家々からの熱い視線を受けながら意気高くデモ【3月29日 千葉県芝山町】)
「第2の開港粉砕! 成田拡張=軍事空港粉砕!」を掲げて3月29日、三里塚芝山連合空港反対同盟主催の芝山現地闘争が闘われた。全国から芝山文化センターに400人が結集し「成田拡張で強制収用へ」のキャンペーンを打ち砕く総決起集会・デモをかちとった。追い詰められた成田空港会社(NAA)は翌30日、用地交渉が完全に行き詰まっている第3滑走路の運用延期を発表したが、4月1日には滑走路用地の取得のため、6月にも土地収用法の手続きの申請を決めると報じられた。絶対に許せない。(関連記事2面)
集会は婦人行動隊の木内敦子さんの司会で始まり、ビデオが上映された。主催者あいさつに立った東峰の萩原富夫さんが、第3滑走路予定地の買収が進んでいないことを報告し、「第2の開港」やエアポートシティ構想は成田の軍事拠点化だと弾劾した。
動労千葉の関道利委員長が、中国侵略戦争を阻む決意を示し、国鉄闘争の勝利をもぎとり、市東さんの農地を守るために実力で立ち向かうと語った。
関西実行委員会、市東さんの農地を守る沖縄の会に続き、3・11反原発福島行動実行委共同代表の椎名千恵子さんが4・6天皇福島訪問と市東さんへの農地強奪攻撃を許さず、「核のない社会を」と呼びかけた。
天神峰の市東孝雄さんが登壇。「強制執行から3年。NAAはフェンスを張ってそのまま。あの千葉地裁判決は反対同盟つぶし以外の何ものでもない。同盟結成から60年。空港公団は『強制的手段は二度としない』と言いましたが、いま逆に元同盟員が『早く強制執行しろ』と言っている。絶対に許せない。反対同盟60年から70年へと闘っていきます」。この不屈の闘魂が参加者の胸を打った。
反対同盟顧問弁護団、市東さんの農地取り上げに反対する会、群馬・市東さんの農地を守る会、全国農民会議が決意を表した。婦人行動隊の宮本麻子さんがカンパアピールと後半の司会を務めた。
反対同盟事務局員の伊藤信晴さんが「第2の開港粉砕に向けた戦闘宣言」として、機能強化と一体での軍事空港建設としての国際的物流と航空宇宙産業育成の拠点づくりとその破産性を喝破し、「三里塚をイラン、中国、アジア人民に届くような闘いとして爆発させよう!」と呼びかけた。空港周辺住民が夜間飛行差し止め訴訟への支援を熱烈に訴えた。
共闘団体として、全学連書記次長の渡辺祥英さんが「4月に大学に入学する新入生を、戦争絶対反対、帝国主義打倒・スターリン主義打倒の革命家に育て上げる。それが三里塚闘争の持つ巨大な歴史的力だ」と言い切り、新入生とともに三里塚に登場すると約束し、満場の拍手を浴びた。事務局員の太郎良陽一さんが行動提起を行い、三里塚闘争60周年の6・21農楽まつりへの大結集を呼びかけた。
反対同盟を先頭にデモに出発し、アピールを大音量で響かせた。このコース一帯は、第3滑走路が稼働すれば間違いなく殺人的騒音にさらされる。道沿いの家から多くの住民がデモに熱い視線を送っている。機能強化=「第2の開港」を阻止できることを訴え、文化センターまでの周回デモを貫徹した。