尼崎事故21カ年 JRの責任逃れを徹底弾劾
週刊『前進』04頁(3445号04面04)(2026/05/04)
尼崎事故21カ年
JRの責任逃れを徹底弾劾

(写真 国鉄闘争の勝利を誓い尼崎デモ【4月26日】)
JR尼崎駅北広場で4月26日、国鉄西日本動力車労働組合(動労西日本)の呼びかけで「尼崎事故21カ年弾劾集会」を70人でかちとった。2005年4月25日の尼崎事故では乗客106人と運転士が死亡し、562人が負傷した。
岡崎昭夫副委員長の主催者あいさつの後、原田隆司委員長が基調報告を行い、JR西日本の事故責任逃れを徹底弾劾した。JR西日本は「責任追及でなく原因究明」を標語にして自らの責任を居直り、運転士個人の判断ミスが事故原因だとするキャンペーンを行っている。それを読売テレビがドキュメンタリーまで作って「遺族とJR西日本の協力」との美談に仕立てていることを徹底弾劾した。
尼崎事故は国鉄分割・民営化にこそ原因があり、当時の首相・中曽根康弘が、改憲・戦争国家化のために国鉄労働運動つぶしに全力をあげたこと、動労千葉と動労西日本は逮捕・解雇覚悟で闘い抜いて勝利し、JRの中に勝利者として生き残ったことをはっきりさせた。そしてアメリカ帝国主義のイラン侵略戦争、中国侵略戦争阻止の階級決戦として、労働組合の第一の任務として5・1反戦メーデーを闘おうと訴えた。
動労千葉の中村仁副委員長が特別発言に立ち、反戦春闘としてストライキを含む3波の闘争を打ち抜いたと報告し、国鉄1047名解雇撤回闘争が正念場にあり、大署名運動で裁判所を追い詰めようと訴えた。
決意表明が動労総連合・九州を筆頭に次々と行われた。最後に高槻医療福祉労働組合の村山裕子副委員長が、石油・ナフサを原料とする医療用品不足が現実化する中で、愛国主義と対決する労働運動が求められていると訴えた。
事故現場に向かって怒りのデモ行進を行い、解散後、夜の梅田反戦行動へと向かった。