中国侵略戦争阻止!6・14大デモへ 米中首脳会談と世界戦争情勢の激化 反帝・反スタ世界革命を

週刊『前進』04頁(3447号01面01)(2026/05/18)


中国侵略戦争阻止!6・14大デモへ
 米中首脳会談と世界戦争情勢の激化
 反帝・反スタ世界革命を

戦争への反人民的取引

 米大統領・トランプは2017年以来9年ぶりに中国を訪問し、5月14~15日に米中首脳会談が開催された。イスラエルのガザ―パレスチナ人民大虐殺を全面的に支援し続け、行き詰まったイラン侵略戦争をさらにエスカレートさせようとしているアメリカ帝国主義・トランプ。このトランプを「熱烈歓迎」した中国スターリン主義・習近平。この米中首脳が、互いに「尊敬する大統領」「最高の指導者」などと呼び合い、欺き合いながら、台湾、イラン、そして経済・貿易をめぐって「取引」「駆け引き」を繰り広げる腐り切った姿は、全世界の労働者人民、被抑圧民族人民に、帝国主義とスターリン主義こそ世界革命で打倒すべき敵だということをはっきりと示した。
 米帝―全帝国主義も中国スターリン主義も、世界革命を圧殺する反動・反革命の体制として、双方とも歴史的寿命が尽き、完全に行き詰まっている。そこから米帝は中国を軍事的に打倒し世界を再編する侵略戦争・世界戦争に延命の道を求め、中国スターリン主義は、この米帝―帝国主義を打倒する世界革命を放棄した上で、中国の「核心的利益の核心」とする「台湾統一」を民族主義的に押し出し、米帝とパワーポリティクス的・軍事的に対抗することで延命を図り、世界戦争を促進している。
 米帝がイラン侵略戦争に突入したのは、米帝が中国侵略戦争―世界戦争を本格的に開始しているからだ。米帝は南米―ベネズエラに続き、中国が影響力を拡大し石油を依存してきたイラン―中東を軍事的に制圧し、中国ののど元を締め上げている。米帝・米軍にしかできない複数の空母打撃群の展開、先端技術や指揮統制能力の実戦的駆使によるイラン侵略戦争、ホルムズ海峡逆封鎖の継続は、中国に対する強烈な軍事的威圧でもある。トランプの今回の訪中は、中国に対してイラン侵略戦争における米帝の軍事力を見せつけながら行われたのである。
 第2次世界大戦から80年をへて米帝は歴史的な大没落を深め、世界を米帝基軸の戦後的秩序のもとに「統一」していく力を失った。そして米帝はその世界最強の核軍事力をもって世界を「米国第一」の利害のもとに力ずくで従わせ、分捕っていくことを始めた。そのためには、中国を屈服させ、打倒することが絶対に必要なのだ。
 これに対して中国の習近平政権は、世界革命を放棄し一国社会主義建設を自己目的化したスターリン主義体制として、イラン侵略戦争のただ中で平然とトランプを歓迎して首脳会談を行い、米帝との取引と「共存」を必死に追求している。そのために米帝に対抗しうる核も含む軍事力を強化し、「核心的利益の核心」である台湾統一をめぐっては実際に戦争をすることも辞さないのだ。この中国スターリン主義の反人民的対応の一切は、米帝の中国侵略戦争―世界戦争を促進するものにしかならない。闘う中国人民と連帯し、帝国主義の中国侵略戦争を阻止する立場から、中国スターリン主義を反革命として弾劾し打倒しなければならない。

安保・沖縄闘争の爆発へ

 米帝も中国スターリン主義も全面的に激突することの破滅性におののきつつ、互いに有利な立場と当面の利益を確保する取引をやっているが、その延長にあるのは「平和」ではなく戦争の全面的爆発だ。米帝―帝国主義も中国スターリン主義もますます危機と矛盾を激化させ、絡み合わせていくことになる。そこから米帝の中国侵略戦争―世界戦争、帝国主義とスターリン主義の世界戦争=核戦争はますます不可避となっていく。米帝・トランプには中国侵略戦争―世界戦争を完遂する以外にいかなる延命の道もない。それは「11月中間選挙がどうなるか」などというレベルの話ではまったくなく、米帝が米帝として延命できるかどうかがかかった問題なのだ。
 米帝はイラン侵略戦争を遂行しつつ、日本列島―沖縄―台湾―フィリピンの「第1列島線」で中国の「台湾武力統一」を軍事的にはじき返し、粉砕する態勢(「拒否防衛戦略」)をますます強化していくし、中国スターリン主義もこれに全力で対抗し続ける。そして日本帝国主義・高市政権は、米帝の中国侵略戦争―世界戦争の開始に対して、沖縄―日本全土の軍事要塞(ようさい)化・出撃基地化、安保3文書改定、改憲をもって全力で対応し、中国侵略戦争の「先頭」に立つことに帝国主義国家としての存亡をかけている。
 米中首脳会談直後の「復帰」54年5・15沖縄闘争は、この米帝のイラン侵略戦争・中国侵略戦争―世界戦争の現実の激しい展開と沖縄の「最前線化」「戦場化」の現実、そのもとでの日帝と全反動の沖縄闘争・辺野古闘争に対する暴力的圧殺の大攻撃と真っ向から激突する闘いとなった。沖縄人民の基地と戦争に対する根源的怒りと闘争を押しつぶすことなど絶対にできない。沖縄の怒りと固く結び、「中国侵略戦争阻止、全基地撤去、安保粉砕・日帝打倒」の安保・沖縄闘争の爆発をかちとろう。
 反帝・反スターリン主義世界革命をやりぬく以外に、始まっている米帝の中国侵略戦争―世界戦争を阻止すること、米帝―帝国主義と中国スターリン主義が双方の延命をかけて激突する世界戦争=核戦争を阻止することは絶対にできない。帝国主義とスターリン主義の支配下での「平和」は永久に不可能だ。世界戦争情勢は世界革命情勢である。「第3次世界大戦への道か、反帝・反スターリン主義プロレタリア世界革命への道か」、歴史的決着をつける時は今だ。闘う中国人民・アジア人民と連帯し、日帝の中国侵略戦争突入を内乱に転化する闘いこそ、世界革命の突破口だ。広範な決起を開始している青年・学生・女性、すべての闘う労働者人民にこのことを真っ正面から訴えて、中国侵略戦争・改憲阻止、高市政権打倒の6・14全国闘争―首相官邸大デモへの大結集をかちとろう!

改憲阻止・高市政権倒せ

 米中首脳会談をへて、イラン侵略戦争・中国侵略戦争―世界戦争情勢がさらに不可逆的に激しく進行し、日帝・高市がなりふり構わず中国侵略戦争と改憲へ突き進む中で、6・14全国闘争(東京・芝公園)は、イラン侵略戦争・中国侵略戦争阻止の反戦闘争、日帝・高市政権打倒の革命的大衆行動としていよいよ決定的闘争となった。
 日帝・高市が国力のすべてを中国侵略戦争に振り向けようとする対極で労働者人民の命と生活が破壊され、戦争に動員されていくことに対する激しい怒りがあらゆる水路から沸き上がってきている。帝国主義の末期的危機が生み出した諸問題は、もはや資本主義・帝国主義を打倒する革命を実現しなければ何一つ解決できない次元に達している。全国で決起を開始した労働者人民とともに、中国侵略戦争阻止・高市政権打倒の革命的大衆行動を闘おう。闘う中国人民・アジア人民と連帯して、日帝の中国侵略戦争突入を内乱に転化しよう。6・14全国闘争―首相官邸大デモで日帝打倒の革命的内乱の突破口を切り開こう。
 成田空港が中国侵略戦争の最大の出撃・兵站(へいたん)基地として位置づけられ、成田空港「第2の開港」に向けた強制収用攻撃が繰り出されている。三里塚芝山連合空港反対同盟とともに三里塚闘争=「成田軍事空港粉砕!」の闘いを中国侵略戦争阻止の反戦闘争・反基地闘争として徹底的に闘いぬこう。
 5月23日、迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判元被告の須賀武敏同志が爆取弾圧完全粉砕の勝利者として満期出獄する。須賀武敏同志と大合流をかちとり、5・23狭山集会・デモ、5・24星野・大坂全国集会の大成功をかちとろう。日帝権力の権力犯罪への怒りを爆発させ、6・14首相官邸への巨万の大デモをたたきつけよう!
 日本における中国侵略戦争阻止の反戦闘争の爆発をかちとること、闘う中国・アジア人民と連帯し、日帝の中国侵略戦争を内乱に転化していくこと。この闘いのみが米帝と日帝の中国侵略戦争を実際に阻止し、中国スターリン主義を打倒する中国人民との連帯をつくり出し、反帝・反スターリン主義世界革命の展望をたぐり寄せることができるのだ。6・14全国闘争を歴史的闘争の始まりとしよう!
 5月沖縄闘争の爆発から6・14全国闘争に向かって、改憲阻止・戦争国会粉砕の5・21国会闘争に大結集し、波状的に国会闘争を闘おう。闘うイラン人民、在日イラン人民との連帯をますます強め、イラン反戦闘争を全力で闘おう。全国数万人規模で決起を開始した青年労働者・学生・女性とともに改憲阻止・高市政権打倒の巨大なうねりをつくり出し、6・14東京・芝公園23号地に全国から総結集し、首相官邸大デモを闘おう!

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