米帝がイラン回答を拒否 作戦再開・拡大狙うトランプ
週刊『前進』04頁(3447号03面04)(2026/05/18)
米帝がイラン回答を拒否
作戦再開・拡大狙うトランプ
アメリカ帝国主義・イスラエルによるイラン侵略戦争が中国侵略戦争―世界戦争に向かって激しく加速している。絶対に許してはならない。
トランプは5月4日にホルムズ海峡からの商船通過を支援する「プロジェクト・フリーダム」を、1万5千人の兵士と戦闘機や艦隊を動員して発動した。当然にもイランの反撃がたたきつけられる中で同作戦は2日足らずで中止したが、6~8日にはイランのタンカーへの攻撃なども行った。
こうした中でトランプは10日、「イランの核施設の解体と高濃縮ウランの国外搬出」を主要条件とするイランとの戦争終結に向けた米提案に対するイランの回答を「全く受け入れられない」と拒否し、イラン侵略戦争の継続を宣言した。イスラエル首相・ネタニヤフも10日、対イラン作戦について「終わっていない」と述べた。イラン側の回答は「全ての戦線での即時終戦、ホルムズ海峡の開放や米国のイランの港に対する封鎖の解除、イランを攻撃しないことの保証」などを含むものであると報じられている。11日にトランプはイランの回答に対して「ゴミのような文書」「停戦は風前のともしび」とニュース番組で述べ、「プロジェクト・フリーダム」の再開を検討していると明らかにした。さらに商船のホルムズ海峡通過の護衛にとどまらない作戦範囲の拡大を検討しているとも語った。
これらは14、15日の中国・習近平との会談が迫る中で、イランを全面屈服させ、その力で中国をねじ伏せ、中国侵略戦争に突進していくための策動にほかならない。しかしイラン人民はこの侵略に対して不屈に闘い、米帝の策動を根底において打ち砕いている。
イラン侵略戦争の最大の出撃拠点となっているのは沖縄をはじめとする日本の米軍基地だ。闘うイラン―中東人民と連帯し、6・14闘争に巨万の決起を実現しよう。米日帝国主義を打倒する巨大な反戦闘争を巻き起こそう。