動労千葉物販に協力を 解雇撤回の歴史的勝利へ

週刊『前進』04頁(3451号02面05)(2026/06/15)


動労千葉物販に協力を
 解雇撤回の歴史的勝利へ


 国鉄1047名解雇撤回闘争の歴史的勝利へ、動労千葉夏季物販へのご協力をお願いします。
 アメリカ帝国主義・トランプ政権はイランへの侵略戦争を激化させて人民虐殺を繰り返し、さらに中国侵略戦争に突き進もうとしています。高市政権は中国侵略戦争の最前面に立つことに日本帝国主義の延命の道を求め、そのために「時は来た」と叫んで改憲に踏み出そうとしています。
 戦後最大の労働運動解体攻撃として国鉄分割・民営化を強行した当時の首相・中曽根康弘は、「行政改革でお座敷をきれいにして立派な憲法を安置する」と、攻撃の目的をあけすけに語っていました。中国侵略戦争が現実のものになりつつある今、国鉄分割・民営化と四十数年にわたり対決し改憲を阻んできた国鉄闘争に勝利して階級的労働運動をよみがえらせることができれば、それは戦争を阻止する大きな力になります。
 国鉄解雇撤回の裁判闘争は重大な決戦を迎えています。7月16日の控訴審第3回裁判は、動労千葉組合員らの解雇を首謀し実行した井手正敬(JR西日本元会長)と深澤祐二(JR東日本会長)の証人尋問をかちとれるか否かがかかった大攻防になりました。
 前回1月23日の裁判で裁判長は、「JR設立委員会が不当労働行為を行った」という組合側の主張への認否を被告の中央労働委員会に迫り、「否認するなら井手と深澤を証人尋問する」と明言しました。中労委とJR東日本は後日、「組合の主張は認めない」とした書面を出しました。ならば井手と深澤の尋問は絶対に必要です。
 これまで裁判への出席を拒否してきたJR東日本は、「JRに責任がないことは過去の裁判で明らか」「過去の裁判での葛西敬之(JR東海元会長)の証言で、組合の主張は否定されている」「だから井手と深澤の尋問は必要ない」などと言い張る書面を出し、真実を隠し通そうとあがいています。この策動を打ち破らなければなりません。
 解雇された動労千葉組合員の名前は、当初はJR採用候補者名簿に載せられていました。しかし、組合員の排除をたくらむ井手と葛西がJR設立委員長の斎藤英四郎(当時、経団連会長)と謀議し、その指示のもとに「労働処分を受けた者は名簿から削除する」という不採用基準を急きょ作り、それは1987年2月12日の設立委員会第3回会合で正式決定されました。
 不採用基準の策定が不当労働行為になることは、動労千葉が旧国鉄を相手に起こした裁判で、最高裁決定により確定しています。不採用基準が設立委員長の指示で作られたのであれば、不当労働行為の責任がJRにあることは明らかです。
 JRは、「採用候補者名簿を作ったのは旧国鉄で、JRは選別に関与していない」という偽証を続け、真実を隠し続けてきました。しかし、井手と深澤の証人尋問を実現すれば、隠されてきた真実は白日の下にさらされ、誰にも否定できないものとして確定します。

7・11国鉄集会と7・16裁判闘争へ

 JRは、「三十数年前の解雇は裁判の対象外」と強弁し、除斥期間を振りかざして責任を逃れようとしています。しかし、裁判が長引いているのはJRが偽証を続けてきたからです。
 このJRの理不尽な言い分を打ち砕き、井手と深澤の証人尋問を何としてもかちとるために、7月16日の控訴審第3回裁判に全国から結集し、裁判所包囲デモで労働者の力を示しましょう。7月11日には、この決戦に向けた総決起の場として国鉄集会が開かれます。集会への大結集と、東京高裁に解雇撤回の判決を求める署名の拡大を訴えます。
 労働者階級に広く分け入り、物販への協力を多くの人々に呼びかけてください。それは階級的労働運動を復権させ、中国侵略戦争を止める力に必ずなります。国鉄分割・民営化に労働者の側から決着をつけ、解雇撤回・JR復帰の歴史的勝利を手にしましょう。
(動労千葉を支援する会)
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