8・6戦争式典粉砕!実力デモへ 中国侵略戦争絶対阻止を 国鉄解雇撤回裁判控訴審「証人採用拒否」を弾劾する

週刊『前進』04頁(3456号01面01)(2026/07/20)


8・6戦争式典粉砕!実力デモへ
 中国侵略戦争絶対阻止を
 国鉄解雇撤回裁判控訴審「証人採用拒否」を弾劾する


 7月16日、東京高裁・阪本勝裁判長は、国鉄1047名解雇撤回裁判の控訴審第3回で、不当労働行為の張本人である井手正敬(JR西日本元会長)と深澤祐二(JR東日本会長)の証人採用を拒否した(記事4面)。この暴挙こそ、中国侵略戦争に突き進む日本帝国主義の国家意思だ。法廷は怒りに包まれ、弁護団は直ちに裁判官の忌避を申し立てた。アメリカ帝国主義の中国侵略戦争が激しく進む中、日帝・高市も翼賛国会をもって国旗損壊罪、皇室典範改定など戦時体制づくりに突き進んでいる。怒りをたぎらせ国会前に集まっている青年・女性と結合し、8・6広島―8・9長崎で戦争式典粉砕・高市打倒の実力デモを闘おう。

第3次世界大戦の渦中に

 米帝が自らの存亡をかけて開始した中国侵略戦争は、米帝と中国スターリン主義が全面的に激突する大戦争だ。中国本土―台湾、沖縄―南西諸島―日本、フィリピン、朝鮮半島を始めアジア―世界が戦場となり、核戦争に行き着く恐るべき戦争だ。今夏反戦反核闘争にすべてをかけて決起すべき時だ!
 米帝の歴史的没落と戦後世界体制の崩壊こそ戦争の元凶だ。第2次世界大戦後、基軸国として君臨してきた米帝が世界を統一的に支配する力を失った。そこから「米国第一」「力による平和」を掲げ、トランプ的人格を押し立てて、米帝の世界支配を脅かすに至った中国スターリン主義を転覆する、帝国主義的支配の再編・再確立をかけた侵略戦争に突っ込んでいる。米帝はそこに持てる力を集中し、日本をはじめとする同盟国を総動員しようとしている。米帝―全帝国主義が中国の分割・再分割戦に打って出ているのだ。米帝自身を含めた全帝国主義のすさまじい大軍拡、経済・社会全体の軍事化、戦時体制化、AI軍事利用やドローンの大量生産、核兵器の「近代化」と拡大抑止、沖縄―南西諸島の軍事要塞(ようさい)化、実戦を想定した軍事演習の数々、中距離ミサイルや最新兵器の配備など、攻撃のすべてが中国侵略戦争の開始の中で激烈化している。
 他方、中国・習近平政権も、米帝―帝国主義の軍事重圧とスターリン主義の根本矛盾にあえぎながら、ロシアや北朝鮮を引き込み、米帝との戦争を構えている。7月6日、南中国海で行った中国軍の原子力潜水艦からの弾道ミサイル(SLBM)発射訓練は米帝の核に核で対抗する意思を示すものだ。帝国主義打倒の反戦闘争と反戦反核闘争に敵対し、世界戦争・核戦争を促進するスターリン主義を絶対に許してはならない!
 7月13日、米帝・トランプはイランに対する海上封鎖を再開すると発表した。さらに「米国がホルムズ海峡の守護者になる」として、米連邦議会にイラン攻撃再開を通知し、連日ミサイルや新たな水上ドローンを使ってイラン全土数百カ所を攻撃、ホルムズ海峡を通過しようとする石油タンカーにもミサイル攻撃を加えている。さらに地中深くの核施設への攻撃まで予告しているのだ。
 イラン侵略戦争も、ウクライナ戦争も、パレスチナへの侵略も、米帝の中国侵略戦争が開始された中で、その一環として火を噴き、中国侵略戦争をさらに激烈かつ不可逆的に推し進めるものだ。まさに世界は、第3次世界大戦の始まりの渦中にある。これを阻止する道は、帝国主義とスターリン主義を打倒する世界革命以外にない。反帝・反スターリン主義世界革命の勝利に向かって中国侵略戦争阻止の反戦闘争の大爆発を切り開こう!

戦争国会粉砕・高市打倒

 米帝の中国侵略戦争―世界戦争が激しく進む中で、その「最前線」に位置する日帝・高市は、アジア唯一の帝国主義国としての生き残りと復活をかけて中国侵略戦争に全面的に参戦しようとしている。
 国会終盤情勢は、中国侵略戦争のためになりふり構わず改憲・戦時体制構築へと突き進む高市の凶暴性、危機性、それを支える全勢力の屈服・翼賛を突き出している。16日の衆院憲法審査会では、与党が提示した緊急事態条項創設の条文案、憲法9条改定の集中討議を踏まえた「総括的な議論」が初のテレビ中継付きで行われ、高市の「来春改憲発議」へ踏み込んだ。
 日帝・高市は皇室典範改定、国旗損壊罪創設で再び天皇と「日の丸」を押し立て階級闘争を根絶し中国侵略戦争の戦時体制づくりを加速させようとしている。これに対し全勢力が天皇制の維持・強化で一致している。とくに許しがたいのが、日本共産党だ。「憲法の条項と精神に基づき、国民の総意に立って変えることが必要」と護憲を掲げ、「女性・女系天皇を」と天皇制を推進しているのだ。
 だが労働者階級人民にとって天皇制は打倒する以外にない。アジア人民2千万人を虐殺し、数十万人の女性たちを軍隊慰安婦として蹂躙(じゅうりん)した日本帝国主義の侵略戦争は、すべて天皇の名のもとに行われた。その最高責任者である昭和天皇ヒロヒトは、自らの延命のために沖縄戦、広島・長崎への原爆投下を強制し、戦後も沖縄の売り渡しと「基地の島」の現実をつくり出した。しかし、戦争責任を認めたこともアジア人民に謝ったこともない。その天皇を憲法1条で「象徴」として延命させ、憲法9条で「平和国家」を装いながら日米安保のもと米帝の侵略戦争の一角を担って延命してきたのが日帝ではないか! 護憲=帝国主義のもとでの平和擁護運動をのりこえ、アジア人民への血債にかけて、中国侵略戦争阻止、天皇制打倒・日帝打倒へ立ち上がろう!
 日本階級闘争は戦争か革命かをめぐる内乱的激突に突入している。四者協議会(国、千葉県、地元9市町、成田空港会社〔NAA〕)が7月10日に開かれ、NAAは13日、成田空港拡張工事で「強制収用制度の活用で地元が合意した」と国土交通省に報告した。絶対に許せない! だが地元住民は強制収用に次々と反対の声を上げている。成田空港を中国侵略戦争の出撃拠点にしてはならない。農地強奪の強制収用攻撃を絶対に粉砕し、三里塚決戦に勝利しよう!

被爆者の怒りを原点とし

 中国侵略戦争に突入する日帝・高市への怒りを爆発させ、8・6広島で戦争式典粉砕・高市打倒の実力デモをたたきつけよう!
 現に中国侵略戦争を開始し、核戦争の軍事演習を繰り返している高市ら帝国主義者どもが被爆地広島・長崎に来ることなど絶対に許してはならない。安保3文書を改定し、非核三原則をも解体し核武装も狙う高市が出席する式典とは、まさにアジア侵略を居直り、被爆者の怒りと闘いを圧殺し、新たなアジア侵略、核戦争へと動員するための戦争式典に他ならない。高市は6・23「慰霊の日」で、沖縄戦の死者に対し「国を、家族を守ろうと戦ってたおれた若者たち」と描き出した。アジア侵略や沖縄戦の歴史を抹殺し、隠蔽(いんぺい)して責任を居直り、新たな侵略戦争への動員のために死者を英霊化するものだ。高市は今度は広島に来て、被爆者を英霊化しようとしているのだ。
 「日帝のアジア侵略の加担者であり、その破滅のいやしがたい犠牲者である自己矛盾からの解放は、みずから被爆者としてのいっさいをかけて、日帝のアジア侵略と根底的に対決し、日本帝国主義を打倒する闘いのなかにこそあるのだ。......われわれ被青同に結集する被爆者・被爆二世は、おのれの血の最後の一滴までも帝国主義者と核を絶滅するために闘う」(全国被爆者青年同盟編『君は明日生きるか』135㌻)
 1971年8・6広島平和式典での佐藤糾弾闘争は、アジア人民への「血債の思想」、「連帯し、侵略を内乱へ」を貫き、被爆者・被爆2世の全存在をかけた帝国主義打倒の実力闘争として闘われた。今こそこの闘いの原点に立つ時だ。全国から8・6広島―8・9長崎反戦反核闘争に大結集し、高市弾劾・戦争式典粉砕の実力デモに立とう!

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