三里塚 軍事空港化・強制収用許すな フィールドワークに決起

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週刊『前進』04頁(3461号04面03)(2026/08/31)


三里塚 軍事空港化・強制収用許すな
 フィールドワークに決起

(写真 ジェット機が騒音をまき散らして低空で飛ぶB滑走路延伸予定地で【成田市小泉】)

(写真 地域の生活と営農を破壊する第3滑走路横断道路トンネル工事を弾劾【芝山町菱田】)


 三里塚芝山連合空港反対同盟が呼びかける成田空港機能強化に反対する月例のフィールドワークが、8月19日に行われた。第3滑走路用地の取得に向けて、国と成田空港会社(NAA)が強制収用攻撃に突き進む中で、反対同盟、支援連絡会議、首都圏の労働者・学生が酷暑のもと怒りに燃えて立ち上がった。
 まず成田市天神峰の反対同盟会議室前での打ち合わせで、反対同盟事務局員の伊藤信晴さんが現状説明と行動確認を行った。「国とNAAは、機能強化とエアポートシティ構想を国家プロジェクト、巨大開発事業として迫ってきている。戦争準備・軍事空港化と一体の攻撃だ。先日のNAAによる説明会では、住民から『これ以上、深夜早朝の騒音がひどくなることなど認められない』との怒りの発言が相次いだ。8月17日付東京新聞では、土地買収を拒む農家の断固反対の主張や、『成田闘争の第二幕をやるしかない』との住民の声も紹介された。空港絶対反対の原則を堅持し市東さんの農地を絶対に守り抜こう」と提起した。
 続けて市東孝雄さんが「暑い一日なので体に気をつけてがんばろう」と一同を励ました。全学連の学生が「8・6広島闘争を闘ってきた。成田を軍事空港にしてはならない。空港粉砕へ闘う」と決意表明した。
 参加者は車に分乗し、まず成田市小泉地区のB滑走路延伸予定地北端の調整池工事の現場に向かった。前回は現場を見下ろせた道路沿いに、人の身長よりもはるかに高い頑丈な鉄板が張り巡らされている。フィールドワーク対策として、抗議の姿・声が現場に届くことを妨害するためだけに造られた遮へい物だ。NAA職員を名乗る者が横柄にも「ここはNAAの土地だ。車を停めるな。出ていけ」などと近寄ってきた。法を踏み破って人の土地を国家暴力で奪おうとするやからが「ここは自分の土地」などと主張すること自体、身勝手で卑劣極まりない。
 工事現場ではパワーショベルなどが動き回り、B滑走路に着陸するジェット旅客機が騒音をまき散らしながら5分間隔で頭上を通過していく。婦人行動隊の宮本麻子さんのリードでシュプレヒコールを行った。「工事をやめろ」「機能強化粉砕」「空港拡張工事粉砕」「北延伸工事弾劾」「地域破壊に手を貸すな」「強制代執行阻止」「大軍拡の高市政権打倒」「中国・アジアへの侵略を繰り返さないぞ」
 続いて向かった菱田ではC滑走路横断道路のトンネルの建造が進み、土地買収を拒否する農家が日常的に使う道が封鎖される事態が生じていた。封鎖地点にはNAAの「まわり道をお回りください/ご迷惑をおかけします」と書かれた看板が立っている。ご迷惑どころか悪質な営農妨害だ! 
 伊藤さんが「芝山町が正式な廃道の手続きをしたわけでもない。市東さんの団結街道破壊と同じ攻撃だ」と弾劾。怒りをたぎらせ、シュプレヒコールをたたきつけた。この日の闘いを打ち抜き、秋の10・11三里塚全国集会へ向け、強制収用攻撃粉砕へ全力で奮闘することを全員で誓い合った。

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