11・1集会に大結集を 帝国主義打倒へ闘いぬく労働運動の本格的創出へ

週刊『前進』04頁(3465号02面01)(2026/09/28)


11・1集会に大結集を
 帝国主義打倒へ闘いぬく労働運動の本格的創出へ


 11・1労働者総決起集会に向けて1カ月余の組織戦を全力で闘おう。動労千葉は11・1集会を「第2期11月労働者集会運動」の出発点にしようと呼びかけている。それは、中国侵略戦争がすでに開始された情勢下、帝国主義打倒へ闘う労働運動を甦(よみがえ)らせるという訴えだ。この不退転の決意に応え、11・1集会に会場をあふれる結集を実現しよう。改憲・戦争阻止!大行進が主催する11・22全国反戦闘争の大爆発も、11・1集会の大結集があってこそ切り開かれる。

労働者こそ反戦の先頭に

 動労千葉と国鉄闘争全国運動、改憲・戦争阻止!大行進の3者が発した11・1全国労働者総決起集会の呼びかけ文は、「今ほど労働運動変革が求められているときはない、今こそ労働組合が『反戦』の先頭に立たなければならない」と訴えている。
 労働者階級は、中国侵略戦争を許すのか否かの歴史の分岐点に立っている。そのただ中で動労千葉は、労働者階級と労働組合こそ反戦闘争の先頭に立とうという訴えを発した。動労千葉が提起する「第2期11月労働者集会運動」とは、全国労働組合交流センターが1989年の発足時に掲げた「帝国主義に反対する階級的労働運動の構築」という課題を、一切のあいまいさなく貫くということだ。11・1労働者集会は、その歴史的な挑戦に打って出る決戦の場だ。
 帝国主義の基本矛盾とスターリン主義の根本矛盾が爆発し、それが相互に絡まりあって、中国侵略戦争は不可逆的に進行している。反帝国主義・反スターリン主義の世界革命を貫徹する以外に、この戦争を阻止することはできない。動労千葉の渾身(こんしん)の提起に応える道は、帝国主義打倒・スターリン主義打倒へ決起する労働者の階級的隊列を、今こそ自らの力で組織するということにほかならない。
 日本帝国主義・高市政権は中国侵略戦争へとますます激しく突進している。
 沖縄県知事選で高市は、中国侵略戦争の最前線に位置する沖縄でこそ、国の戦争政策を自ら率先して遂行する知事を生み出すことに全体重をかけた。だが、古謝県政のもとで強行される沖縄のさらなる軍事要塞(ようさい)化の攻撃は、沖縄人民の怒りと闘いに火をつけずにはおかない。それは新たな激突、新たな安保・沖縄闘争の始まりだ。
 9月17日に第2次改造内閣を発足させた高市は、全閣僚に対して出した指示書で、「『日本成長戦略』の17の戦略分野を中心とした大胆かつ戦略的な『危機管理投資』、『成長投資』を推進する」「防衛生産基盤の強化をはじめとする防衛力の抜本的強化のための『戦略3文書』の見直しを進める」と叫んだ。中国侵略戦争への突入と、そのための総力戦体制形成を政権の絶対的課題として押し出したのだ。
 秋の臨時国会から年末の安保3文書改定、政府予算の編成過程で、高市はそれを全面的に実行に移そうとしている。高市は来春の改憲発議をも狙っている。11・1労働者集会と11・22全国反戦闘争は、この攻撃と激突する大決戦だ。

戦時体制推進の連合倒せ

 高市の「成長戦略」とは、経済の軸に軍需産業を据えるということだ。日帝は中国侵略戦争を遂行するため、「少なくとも年単位の継戦能力の確立」を狙っている。そのためには軍需産業や人工知能(AI)部門の急拡大が不可欠だ。
 日帝の労働政策も、それに対応したものへと急速に変わりつつある。資本や国家権力は「戦略17分野への労働移動の円滑化」を掲げ、軍需産業などに労働力を半ば強制的に移動させることさえたくらんでいる。高市は軍需生産の急拡大に向けて、労働時間規制の撤廃にも突き進んでいる。他方、「機密保持」の名で労働者への監視と戦時統制は全面的に強化される。
 この攻撃を資本と一体となって進めているのが連合だ。連合は高市が唱える「安全保障と経済の好循環」なるものを「持続的な賃上げ環境」をもたらすものとして完全に肯定し、推進している。
 連合自治労は8月の定期大会で、「改憲論議自体を否定しない」「責任ある憲法改正を深化する」として、改憲推進に転じると決定した。連合の歴史的転向と戦争翼賛への純化は一線を越えた。
 その一方で、資本と国家権力は反戦を闘う労働運動を圧殺しようと全力を挙げている。それがJR資本を軸に強行されつつある「労組なき社会」化の攻撃だ。
 動労千葉を先頭に、これと対決し粉砕する闘いも、労働者階級にとって決定的な課題になった。

国鉄闘争の勝利を水路に

 連合や全労連の制動と裏切りのもとに後退に次ぐ後退を重ねてきた労働運動を甦らせることは、生易しい課題ではない。だが動労千葉は、「労働運動の変革」という困難な課題から身をそらすことなく、それを真正面から提起した。
 これを可能としたのは、動労千葉が国鉄分割・民営化と闘う中で、戦後労働運動の限界を突き破り、真に階級的と言える運動の質をつくり出してきたからだ。
 国鉄分割・民営化との闘いは1047名解雇撤回闘争として継続されている。国鉄解雇撤回裁判は国家権力との毎回の緊迫した攻防を経て、解雇の真相を暴く前進を着実に切り開いてきた。今、この裁判は、解雇を首謀し実行した旧国鉄―JR幹部の証人尋問を拒否し、真実を闇に葬ろうとする司法権力の大反動に直面している。だがそれは、国鉄闘争が今も国家権力を揺るがし続けていることの証しだ。不屈に継続される国鉄闘争の中に、労働運動を階級的に再生させる手掛かりがある。
 労働運動の変革を継続的に呼びかけてきた動労千葉の闘いは、韓国・民主労総を始め全世界の労働者との血の通う国際連帯をつくりあげてきた。11・1集会は国際連帯集会でもある。
 11・1労働者集会は「労働者の国境を越えた団結で戦争を止めよう!」をスローガンに掲げている。それは日本の労働者階級にとっては、アジアで唯一の帝国主義である日帝足下の労働者として、その階級的責務にかけて帝国主義を打倒し、中国侵略戦争を阻止するということだ。その闘いに本格的に踏み出す場が11・1労働者集会だ。
 10月反戦決起を全力で貫き、行動に次ぐ行動のただ中でこそ、労働者人民を真剣に組織しよう。それを11・1労働者集会の大結集に集約し、その力をばねに11・22全国反戦闘争の大爆発をかちとろう。
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闘う労働組合を甦らせよう! 
労働者の国境を越えた団結で戦争を止めよう!
11・1全国労働者総決起集会
 11月1日(日)正午 浅草公会堂ホール(東京都台東区浅草1丁目38―6)
 集会終了後、浅草の街をデモ行進
 呼びかけ 国鉄千葉動力車労働組合/国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動/改憲・戦争阻止!大行進

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