強制収用へ「説明会」土地収奪粉砕を

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週刊『前進』04頁(3467号03面03)(2026/10/12)


強制収用へ「説明会」土地収奪粉砕を


 NAAが強制収用手続きへ具体的に動き出した。収用法に基づく国土交通相への事業認定申請を12月に狙い、それに向けて10~11月に成田市、多古町、芝山町の3市町で「説明会」を開催するという。支配階級の暴力性に満ちた土地収奪攻撃を絶対に許すことはできない。
 「説明会」とは名ばかりで、NAAが一方的に空港拡張の必要性を述べ立て、大量動員された警察によって地元住民の反対の声は圧殺され、「地元の理解は得られた」とNAAと市町当局が発表する——このような茶番がまたしても繰り返されることは目に見えている。「説明会」を経てNAAは国に事業認定を申請し、認定されれば千葉県の収用委員会に裁決を申請する。そして収用委員会が土地の明け渡し期日を裁決し、明け渡しに応じない住民には国家暴力による強制収用=土地強奪で襲いかかるのだ。
 成田空港の機能強化は地域を大々的に破壊し、殺人的騒音激化によって一帯を「人が住めない場所」にする攻撃だ。中国侵略戦争に突入する中で、NAA、国、市町当局は「第2の開港」と銘打ち、「国家プロジェクト」として成田空港を国際的物流と先端産業育成の拠点機能を備えた軍事空港・兵站(へいたん)基地として造り上げようとしている。それに従わない住民は暴力的にたたき出す。これが敵の階級的意図だ。
 反対同盟は60年の闘いの中で、「農地死守・空港絶対反対」の原則を貫き、収用法攻撃を実力で打ち返してきた。そして地域住民も「機能強化反対」の声を上げ立ち上がり始めている。反対同盟との血盟にかけて、労農学連帯の力を今こそ発揮してこの収用法攻撃を打ち砕こう。「説明会開催」を許さず、成田を廃港に追い込もう。