洞口杉並区議、女性殺害事件弾劾し演説 沖縄のどこに平和あるのか!

週刊『前進』04頁(3469号03面02)(2026/10/26)


洞口杉並区議、女性殺害事件弾劾し演説
 沖縄のどこに平和あるのか!

(写真 女性差別・性暴力の根源=帝国主義打倒へ、11月決戦への総決起を訴える洞口朋子杉並区議【10月18日 吉祥寺駅前】)


 改憲・戦争阻止!大行進の洞口朋子杉並区議が10月18日、吉祥寺駅前で米兵の女性殺害を弾劾し中国侵略戦争阻止を訴えた。以下はその要旨です。(編集局)

 「中国が攻めてくる」、このようなことがことさらに言われています。果たしてそうなのでしょうか。日本は「平和国家」で「中立国」だという高市政権やマスコミの言説を、私たちは信じていいのでしょうか。
 沖縄を見てください。いったいどこに平和があるんですか。10月3日、沖縄の女性がまたも犠牲になりました。米海兵隊員による強盗殺人です。いったいどれだけの女性が沖縄で殺され性的暴行を振るわれなければいけないのか。ネットでは被害女性への誹謗中傷が氾濫(はんらん)し、遺族は「二度殺された」と訴えています。許せません。
 米軍犯罪がなぜ引き起こされるのか。基地があるからですよ。日米安保があるからですよ。そして世界最大の軍事力を誇る米軍が、いま中国を相手に沖縄―南西諸島、台湾、中国を地獄の戦場にたたき込む戦争を本気で始めているからにほかなりません。そして沖縄の女性たち、子どもたちに一貫してその矛盾を集中させている。このことを私たち本土の人間がこれ以上許していいのかが問われているのではないですか。
 「国を守るため」、「自衛のため」、そう言っていつも戦争は始まるんじゃないですか。イスラエルとアメリカを見てください。「自衛」のためにと言って、いったいどれだけの人たちを虐殺してきたんですか。イスラエルを後押ししているのは、あのトランプ米政権じゃないですか。
 19日から日米大軍事演習「キーン・ソード」が全国で展開されようとしています。沖縄の米兵による女性殺害なんてなかったかのように、沖縄の島々で、日本全土で中国侵略戦争の「総げいこ」をする。台湾と中国の目と鼻の先で、米軍とともに大規模な軍事演習を繰り広げているのは自衛隊であり、高市政権ではないですか。戦争をしようとしているのは日米の帝国主義なんです。
 日本に生きる私たちは、2千万人のアジアの民衆を虐殺した、あの侵略戦争の歴史を絶対に繰り返してはなりません。当時、労働組合も社会を変えようとしていた人々も「国益や自衛のための戦争」という論理に屈し、天皇を先頭とする戦争を引き起こしている連中に加担し、台湾や朝鮮、中国―アジア侵略戦争を続けたのです。そして、この戦争はアジアの女性たちを戦時性奴隷として蹂躙した。高市はこの歴史を「軍隊慰安婦なんてない」と公然と言って抹殺している張本人です。この日本の歴史を、私たちはもう絶対に繰り返してはなりません。
 フランスの学生・労働組合のような闘いが、日本においてこそ必要です。女性の皆さん、一緒に立ち上がりましょう。私たちの実力の行動で血を流してでもこの中国侵略戦争を止め、社会を根本から変えましょう。女性差別、性暴力をなくす道は、こんな社会を根本から変える以外にありません。10・24吉祥寺女性反戦デモから、11・1労働者集会―11・22反戦闘争へ全国から総決起しましょう。