羅針盤 大恐慌と戦争を世界革命へ

月刊『国際労働運動』48頁(0461号01面01)(2015/02/01)


羅針盤
 大恐慌と戦争を世界革命へ

(表紙の写真 トルコのメーデー【14年5月1日 イスタンブール】)


▼2015年の冒頭にあたり、安倍にも資本家階級にも、まったく展望などないことがあらわとなっている。世界大恐慌は「恐慌の中の恐慌」に突入し、新自由主義的帝国主義の全面的な破産と崩壊が目前に迫っている。
▼ドルか円かユーロか、あるいは日米をはじめとした株価バブル・資産バブルのどれか一つの暴落が発生しても、世界は収拾のつかないさらなる大恐慌と大収縮、分裂化・ブロック化へと転落する。それは世界同時であり、帝国主義間・大国間の争闘戦はけた違いに進行する。すでにウクライナ争奪戦争、中東侵略戦争が始まっており、さらに東アジアでの侵略戦争の危機は、大恐慌が戦争(世界戦争)へ転化し始めたことを示している。そもそも大恐慌下の過剰資本・過剰生産力のもとで、帝国主義の「経済成長」の余地などどこにも存在しない。鉄道や原発のインフラ・パッケージ輸出など、勢力圏化と世界再分割戦そのものであり、侵略=戦争行為に等しい。
▼米帝をはじめとして世界の資本主義・帝国主義は、大恐慌とその根源である巨大な過剰資本・過剰生産力の問題を、もはやまったく解決できない。それは資本主義・帝国主義の体制下で、生産力と生産関係が矛盾・激突し、その生産力と社会と歴史の主体である労働者階級が、プロレタリア革命で資本主義の体制を転覆し、爆砕する以外には未来が開けないことを突き出している。「大恐慌と戦争を世界革命へ」が唯一の道なのだ。「俺たちが自分で社会を運営する!」と宣言し、実行する日は近い。
▼戦争・改憲に向け安倍がたくらむ「戦後70年談話」を粉砕し、1〜3月決戦に総決起し2015年の勝利へ突き進もう。