都知事選挙 鈴木たつお氏の当選へ 安倍政権の戦争政治と対決

週刊『三里塚』02頁(0888号01面02)(2014/01/27)


 都知事選挙 鈴木たつお氏の当選へ
 安倍政権の戦争政治と対決

(写真 鈴木たつおとともに歩む大集会で発言する鈴木さん【1月21日 東京・高円寺】)

 「憲法と人権の日弁連をめざす会」が推す鈴木たつお弁護士が、東京都知事選挙への立候補を明らかにした。鈴木氏は労働者階級の唯一の代表として、国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回、全原発即時廃炉・再稼働阻止、改憲・戦争阻止、星野同志奪還、東京オリンピック返上を訴えている。鈴木氏を支持し、支援して、2月9日投票日までの選挙戦を全力で闘おう。
 鈴木氏は、何よりも改憲と戦争の安倍政権と真っ向から対決する唯一の候補だ。安倍政権への怒りが労働者人民の間で激しく高まっている中で、彼らの要求を実現できる人民の代表だ。
 さらに国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回・JR復帰を訴える候補だ。舛添、細川らは皆、国鉄分割・民営化強行に始まる新自由主義攻撃の張本人だ。細川を担ぎ出した小泉は郵政民営化によって郵政労働者を地獄にたたき込んだ。
 だが動労千葉は2010年4・9和解を拒否し、1047名解雇撤回闘争を継続し、昨年9月25日、東京高裁・難波孝一裁判長による不当労働行為を認定する決定的な判決をかちとった。この地平を全労働者階級、全労働組合に知らせ、国鉄闘争100万人支援陣形を再構築するのが都知事選決戦であり、新10万筆署名運動だ。都知事選決戦を国鉄最高裁決戦として闘おう。
 そして鈴木氏は全原発即時廃炉・再稼働阻止を真に訴える唯一人の候補だ。人類と核は相いれない。労働者階級こそ核・原発廃絶の先頭に立てる革命的階級だ。「原発ゼロ」というなら東京オリンピックを即座に返上すべきだ。未収束の福島第一原発事故と放射能汚染の現実を放置してオリンピックを挙行するなどあり得ない。舛添はオリンピック・原発推進論者であり、細川は反原発の怒りを圧殺するために、追いつめられた支配階級が送り込んだ人物だ。
 細川=小泉、宇都宮らの「脱原発」の大ぺてんを暴き、反原発闘争の勝利を引き寄せよう。この都知事選挙への挑戦こそ、安倍政権打倒へ情勢を切り開くものとなる。市東さん農地裁判・控訴審闘争の勝利もこの都知事選挙闘争の前進の中でこそかちとれる。「霞が関に攻め上ろう」という反対同盟の闘いと一体だ。鈴木氏勝利へ。
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