三里塚営農だより 親父の思いを込めて 萩原富夫さん宅

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週刊『三里塚』02頁(0894号02面07)(2014/04/28)


三里塚営農だより
 親父の思いを込めて
 萩原富夫さん宅

(写真 昨年5月の田植え作業【成田市堀之内】)

 萩原さん宅の庭先にある牡丹(ぼたん)桜が風に揺れてピンクの大きな花びらが庭に降り積もる頃に萩原さんの田植え準備が始まります。田植え前にはまず田んぼ周りの草刈り、田起こし(トラクターで耕耘)水脈さらい(田んぼに引き入れる水路の掃除、次に畔(あぜ)つけ(水漏れを防ぐ為に畔を鍬で削り田んぼの土を塗り付ける、そして最後の仕上げが代掻きです。
 この代(しろ)かきはけっこう大変で田んぼの吸い付く泥に足をとられ尻もちを突き、行動隊の学生は〃お漏らし〃状態になったりしながらの作業となります。この時期は畑の作付けナス、ピーマン、キュウリ、トウモロコシ、シヨウガ…忙しい最中で富夫さんも色々やることがいっぱいあって何から手を着けていいのか分からないよ〜と市東さんに苦笑いしながら話しています。もうすぐ代かき、それから1週間後に田植えです、米に人一倍こだわりを持っていた萩原進さんが一昨年暮れ一人で田んぼの草刈りをした田ももうすぐ緑たなびくことになります。進さん富夫さんが作ったお米楽しみに待っていてください。
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