第3誘導路裁判闘う 国労闘争団 小玉、羽廣、石﨑さん参加

投稿日:

週刊『三里塚』02頁(0898号02面03)(2014/06/23)


第3誘導路裁判闘う
 国労闘争団 小玉、羽廣、石﨑さん参加


 6月9日、千葉地裁民事第3部(廣谷章雄裁判長)で、第3誘導路裁判が開かれ、反対同盟と支援の労働者・学生・市民は「農地死守」の気概に燃えて闘った。
 今回は裁判長交代にともなう更新意見陳述を、反対同盟顧問弁護団が行った。「成田空港の存在自体が根本的に問われなければならない。NAAはによる空港の公共性の主張は虚構だ」「一握りの資本家の利益のためのものにすぎない。『競争力強化』がもたらした結果は、格差社会ではないか。農民の農地を破壊して造られる空港にいかなる正義も存在しない」
 こうした堂々たる主張が法廷を圧し、傍聴席からは拍手が起きた。
 さらに、反対同盟が昨年末に行った、天神峰など空港周囲各所でのジェット機の離着陸時や地上走行時の騒音の測定調査、さらに第3誘導路など3本の誘導路の運用実態調査の基本的データを提出した。
 報告会では、傍聴に参加した国労闘争団の小玉忠憲さん、羽廣憲さん、石﨑義徳さんが紹介され、代表して小玉さんが決意表明した。
このエントリーをはてなブックマークに追加