15回目の一斉行動 反対同盟7・13集会を呼びかけ

週刊『三里塚』02頁(0900号01面02)(2014/07/28)


15回目の一斉行動
 反対同盟7・13集会を呼びかけ


 反対同盟は7月13日、緊急現地闘争の日の午前中、7月の周辺一斉行動を行った。手にしたビラは「7・13現地集会へ」と周辺住民に集会への参加を直接呼びかける内容。
 8時30分から市東さんの離れで打ち合わせ。「今日の午後、デモをやるけど、初めてのことだ。反応を聞いてきてほしい。安倍政権がやっているように、声を出さなければやりたい放題をやってくる。第3滑走路も同じ。三里塚は許さない。同時に第3滑走路に対して、その悪らつさを暴露しよう」と呼びかけた。
 ビラを受け取った支援の仲間はそれぞれの分担地域に散って行った。旧下総町西大須賀は、国交省有識者会議が発表した「2020年までに発着枠4万回増」が実現されれば、本当に騒音激甚地区になってしまう。さらに現在の2500㍍滑走路が北側に1000㍍延長されたら、住めなくなってしまう。同地区の主婦は「本当に、私たちにどこへ行けっていうの。人の生活をどう思っているのかしら」と怒り心頭に発した様子。「今日の緊急集会を皮切りに地元住民との連携を強めたいと思います」と返すと「反対同盟を応援しています」と激励してくれた。
 一斉行動の地道な努力がようやく報われようとしている。
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