三里塚営農だより 熟成し甘みが倍増 萩原富夫さん宅

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週刊『三里塚』02頁(0909号02面08)(2014/12/08)


三里塚営農だより
 熟成し甘みが倍増
 萩原富夫さん宅

(写真 1周忌間近で、故萩原進さんの思い出を語る富夫さん)

 今年のサツマイモは豊作です。東峰の萩原さん宅では、ホクホク系の紅(べに)あずまとしっとり系の紅はるかの2種類の品種もしっかり貯蔵が終わりました。
 ユンボで掘った新しい2㍍の貯蔵穴に、富夫さんがトラクターで掘り起こしたサツマイモをコンテナに詰め込んで入れました。芋がいいので重いわ、筋肉痛になるわで大変でした。 
 さて、このサツマイモ、掘りたてよりしばらく置いたほうが甘みが増します! 2週間から2カ月! 芋穴でじっくり熟成されて出荷されます。これはジャガイモも同じで8月中に掘り上げて今出荷している芋は余分な水分が抜けて少しシワが寄りますが味が濃く美味しくなります。
 だいぶ前に消費者から「こんなしわくちゃな芋入れてきて」と苦情の電話がありましたが、その後また電話であのシワシワのジャガイモの単品を注文しますと連絡があったそうです。萩原さんの畑ではこれから里芋、白菜、ヤーコンの貯蔵が始まります、援農よろしくお願いします。
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