3・11反原発!郡山へ

週刊『三里塚』02頁(0915号01面03)(2015/03/09)


3・11反原発!郡山へ


 3月11日午後1時、「再稼働、戦争、首切り、もうたくさんだ 怒りを力にたちあがろう つながろう」3・11反原発福島行動'15が郡山市民文化センター大ホールにおいて行われる。3・11反原発福島行動は、日帝・安倍の戦争・改憲攻撃および原発再稼働、福島の切り捨て圧殺との闘いだ。戦争突入情勢下、3・11郡山に結集し総反撃しよう。
 JR常磐線の広野ー竜田間の再開、国道4号線開通、常磐線不通区間の代行バス運行に続いて、常磐自動車道が3月1日に全線開通した。新規開通区間は人が住めない放射能汚染地帯である。これらは、地元住民に帰還を強制し、賠償を早期に打ち切り、全国で原発再稼働を強行するためだ。 福島原発事故処理は、多数の被曝労働を強制し労災事故を多発させているが、まったく進まず、放射能汚染はさらに拡大している。東電は、福島第一原発の排水溝から高濃度の汚染水が外洋に流れ出すのを、1年以上も放置していた。汚染水処理のタンクは限界に達し、汚染水を海に放出しようとしている。絶対に許してはならない。
 さらに子どもたちの小児甲状腺ガンは117人(疑いを含む)になった。しかし、政府と福島県は原発事故が原因であることを認めようとせず、内部被曝問題を抹殺している。「避難・保養・医療」の運動をさらに発展させよう。
 日帝・安倍は、川内原発に続き、高浜原発の再稼働を決定し、伊方原発をはじめ全面的な原発再稼働をもくろんでいる。全国で噴出する再稼働への怒りをたたききつぶすために、安倍は福島の怒りを抑え込むことに総力を上げている。今こそ、福島の怒りと固く結びつき反原発闘争の発展をかちとる時だ。
 被曝労働拒否は、鉄道・運輸・自治体・教労をはじめすべての労働者の普遍的な課題である。被曝労働拒否を闘う動労水戸を支援し、郡山総合車両センターの労働者との団結をかけ「動労総連合を全国に」の闘いに総決起しよう。反原発闘争をプロレタリア革命へと押し上げるため反戦の砦・三里塚は労農連帯で3・11郡山に総結集する。
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