動労千葉解雇撤回裁判での上告棄却を弾劾する

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週刊『三里塚』02頁(0924号02面03)(2015/07/27)


動労千葉解雇撤回裁判での上告棄却を弾劾する


 国鉄分割・民営化による解雇撤回を求めて、動労千葉の9人の組合員が原職復帰を求めた裁判で、最高裁は6月30日、上告棄却の決定を行なった。国鉄解雇撤回闘争の圧殺を狙う大反動だ。動労千葉は、「闘いの旗を降ろすことはできない。闘いはこれからだ」と声明を発し、「解雇撤回、外注化阻止、第2の分割・民営化攻撃粉砕、階級的労働運動の再生に向け、全力を尽くして闘いを強化していく」と決意を固めている。この動労千葉の闘いに応え、全国で動労総連合を作り上げよう。
 最高裁の上告棄却決定は、安倍の戦争・改憲への突進と完全に一体だ。労働者を戦争に動員するためには、労働組合が解雇撤回を掲げて闘っていることを根絶やしにしなければならない。上告棄却は「第2の4・9反革命」とも言える超重大な攻撃だ。
 他方、この棄却決定は最高裁が「解雇撤回・JR復帰の10万筆署名」に追いつめられたものだ。最高裁は、国鉄による不当労働行為があったとした東京地裁・東京高裁の認定を反動的に覆そうと1年9カ月もあがいてきた。しかし、最高裁は「本件上告の理由は、民訴法に規定する上告理由に該当しない」の文章しか書けなかったのだ。今回の最高裁決定で、不当労働行為の認定が確定したことは、きわめて重大だ。
 国家権力そのものである最高裁に、国鉄分割・民営化は国家的不当労働行為だったことを認めさせたのだ。動労千葉の非妥協の原則的な闘いと国鉄全国運動の発展が、これを強制させたのである。勝負はこれからだ。不当労働行為が確定した以上、解雇撤回・JR復帰はJR資本との直接対決によって決着がつく。第2の分割・民営化である外注化粉砕・非正規職撤廃の闘いとともに、解雇撤回闘争は職場でJR資本と対決し、実力で勝利をもぎり取る新たな段階に突入した。
 安保国会決戦のただなかで、国鉄決戦は安倍打倒の広範な労働者学生の闘いを牽引している。全国で動労総連合建設を軸に階級的労働運動をよみがえらせよう。動労千葉と国鉄闘争全国運動が主催する8・23報告・決起集会(午後1時半、東京・星陵会館)に結集しよう。
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