川内原発 8月中旬再稼働許すな 伊方原発の「合格」弾劾

週刊『三里塚』02頁(0924号02面04)(2015/07/27)


川内原発 8月中旬再稼働許すな
 伊方原発の「合格」弾劾


 九州電力は7月7日、川内原発1号機の原子炉に核燃料を運び込み始めた。施設内の貯蔵プールから157体の核燃料を4日間かけて原子炉に移す。九電は8月中旬の再稼働を狙っている。2013年9月に関西電力大飯原発3、4号機(福井県)が停止して以来、約2年ぶりの再稼働だ。絶対に許せない。
 福島第一原発事故も収束していないのに、他の原発の再稼働などありえない。再び大事故になれば、さらに広大な放射能汚染地域が生まれ、何十万人・何百万人が被曝するではないか。福島第一原発すら原発労働者の被曝で収束作業が困難になっている。また大事故が起きれば収束作業を行う労働者がいなくなり、文字どおり〝日本壊滅〟になる。
 さらに、原子力規制委員会は7月15日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)について、新規制基準を満たすと認め申請を許可した。許せない。安倍政権は核武装を視野に入れ再稼働に躍起になっている。戦争法案を今国会で強行採決しようとしているのと同じ理由だ。安倍政権もろとも原発再稼働を粉砕しよう。
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