いわき闘争 帰還強制・常磐線開通阻止 動労水戸先頭に300人

週刊『三里塚』02頁(0927号02面06)(2015/09/14)


いわき闘争
 帰還強制・常磐線開通阻止
 動労水戸先頭に300人


 8月29日、「帰還と被曝の強制許さない!8・29いわき行動」が闘われ、300人が結集した。動労水戸組合員はストライキで闘争に結集した。いわき市平中央公園で集会が始まった。動労水戸の石井真一委員長が、「原発事故は収束していない。なのに楢葉に帰れと安倍は言う」「JRは労働者が被曝しても関係ないと常磐線を全線開通させようとしている」と激しく弾劾。「労働組合が被曝や戦争に何も言えなくなった時に戦争は始まる。被曝労働を拒否する労働運動を全国につくろう」と訴えた。
 いわき合同ユニオンの青年は未払い賃金を支払わせたユニオンの闘いを紹介。NAZENいわきで闘う青年、動労水戸支援共闘呼びかけ人の小玉忠憲さん、福島診療所建設委員会の佐藤幸子さん、原発ユニオンの労働者、動労総連合そして動労水戸の會澤憲一さんと照沼靖功さんがそれぞれアピール。さらに小竹運輸グループ労組の野澤英人副委員長らが発言し、まとめを動労水戸の辻川慎一副委員長が行って、いわき市中心街のデモに打って出た。
 いわき運輸区前では會澤さんと照沼さん、動労千葉の木科雄作さんがマイクを取り、労働者に対して「被曝したくなければ動労水戸に入って会社と徹底的に闘おう」と感動的に訴えた。
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