ピンスポット NAA社長 Bラン「南側延伸案」を発言 反対同盟破壊攻撃徹底弾劾しよう!

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週刊『三里塚』02頁(0928号01面04)(2015/09/28)


ピンスポット
 NAA社長 Bラン「南側延伸案」を発言
 反対同盟破壊攻撃徹底弾劾しよう!


 成田空港会社の夏目誠社長は、9月17日に行われた4者協議会(国交省、NAA、千葉県、地元9市町=2面に記事)を受けた9月18日の記者会見で、B滑走路を1000㍍延長して3500㍍にする意向を表明し、その位置について「南側に延伸する可能性を排除しない」旨語った。
 これは第3滑走路建設と一体の軍事空港化攻撃であり、反対同盟破壊攻撃だ。B滑走路の南側には東峰神社(写真)があり、開拓組合道路が3本もあり、東峰墓地もある。何よりも空港反対農家の家や家屋が何軒も存在し、畑が広範に広がっている場所だ。
 にもかかわらず、夏目社長はそこに滑走路を延伸する可能性について言及したのだ。その真意は、Bランの北側延伸工事が東関東自動車道に全面的にかかり、トンネル化を含めた難工事になるため、ほとんど絶望的だという現実への悲鳴なのだ。そのあげく、南側への延伸計画に言及したということだ。
 三里塚闘争50年の歴史と存在がNAAを決定的に追いつめている。国交省・NAAの反対同盟破壊策動を踏みしだいて、10・11全国集会の成功へ邁進しよう。

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