パンフレット「農民解放の道」を発行 労農同盟を実現する 路線と道筋を提起

週刊『三里塚』02頁(0937号01面05)(2016/02/08)


パンフレット「農民解放の道」を発行
 労農同盟を実現する 路線と道筋を提起


 本紙が第919号から927号まで連載した「農民解放 真の道は何か 農民学習会 労農同盟論を学ぶ」がパンフレットになった(写真)。1月30~31日の全国農民会議第4回総会で紹介され、好評を博した。パンフは2部構成。第1部が三条克実さんの講演。ここでは「農業問題とは何か」が解説され、「農民が労働者に分解されないこと自身が資本主義にとって、農業問題を解決できないということの内容」であることが提起される。
 さらに、労働者と農民の同盟はいかに可能であるのかについても「労働者による農民への援助という点でレーニンの時代よりははるかに物質的根拠がしっかりしている」と現代の労農同盟の可能性について、積極的な展望を展開している。
 第2部討論では、ソビエトの労農同盟政策とスターリン主義による破壊などのテーマについて、熱のこもった議論が展開されている。また、農業・農民切り捨ての中で、農民同士の団結をどう作っていくのかについても討論されている。多くの農民、労働者、市民に一読を進めたい。
(頒価200円 「週刊三里塚」編集部)
このエントリーをはてなブックマークに追加