第3滑走路、24時間化推進弾劾 菅澤多古町長に怒りの声

週刊『三里塚』02頁(0937号02面05)(2016/02/08)


第3滑走路、24時間化推進弾劾
 菅澤多古町長に怒りの声

(写真 菅澤英毅多古町長)


 成田空港問題に関する4者協議会(国交省、NAA、千葉県、地元9市町)による第3滑走路推進攻撃が展開される中で、多古町の菅澤英毅(ひでき)町長の発言が突出している。同滑走路の芝山案が強行されれば騒音直下にされる多古町町民からの弾劾の声が強まっている。
 菅澤町長は昨年11月27日の4者協議会で、最も積極的な第3滑走路推進の発言を行い「新滑走路は必要。それは町民も同じ気持ち」と述べたのみならず、「成田の夜間飛行制限は限界にきているもっと緩和すべきだ」と「24時間空港化」を要求した。
 これを聞いた多古町西部の住民は「あの町長は大型スーパーを誘致したり、開発、開発で農業のことなど考えてない」「おれは第3滑走路に賛成した覚えはないぞ」と発言に反発した。
 Bラン北側の騒音直下の成田市住民も「私たちを眠らせない気?」と語る。第3滑走路ができれば多古町は大きな打撃を受ける。それを推進する町長は町民の敵だ。

このエントリーをはてなブックマークに追加