団結街道

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週刊『三里塚』02頁(0941号01面06)(2016/04/11)


団結街道


 3月30日のTPP批准阻止国会前行動。農民をはじめ、次々とつむぎだされる怒りの言葉。その中で、招かれた国会議員もあいさつする。口ではいいことを言う。しかし、座り込みの隊列の中を必要以上に腰をかがめ、握手を続けながら議員会館に戻る姿は、選挙運動そのものだ▼「全世界で新自由主義と熾烈に闘う労働者人民は、日本の私たちがどう闘うか、固唾をのんで見守っている。日本の労働者階級人民は、どう勝つかということを真剣に考えている。それにどう私たちが応えていくか、その場が7月参院選だ」と鈴木たつおさんは語る▼「新しい労働者の政党をつくり、荒々しいゼネラルストライキで戦争を阻止しましょう。〝皆さんを代表して〟などというブルジョアジーみたいな言い方ではなく、皆さんの一人として、私は選挙という戦場で候補者として闘います」と斎藤いくま全学連委員長は決意を表す▼朝鮮侵略戦争の切迫情勢下で、既成野党の内容なき「候補者一本化」など吹き飛ばされる。安倍政権と真っ向から闘い、日本革命、プロレタリア革命に勝利していく路線を人民とともにつくっていく壮大な闘い、それが7月参院選(衆参ダブル選挙)だ▼7・3三里塚50周年集会は、この歴史の分岐点のまっただ中で開かれる。鈴木さん、斎藤さんとともに選挙決戦に勝利し、安倍戦争政治に真っ向から立ちはだかる闘いとして躍り出よう。
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